お茶会に行って参りました 根津美術館

青山にある根津美術館のお茶会に行ってまいりました
お茶席は 5席でそのうち表千家さんが4席、残りの1席が裏千家のお茶席でした
それぞれに素晴らしいお席でした
お点心が付いておりまして、あの八竹さんの巾着お弁当でとても美味でした
ご一緒させて頂きましたお友達によると、昔は根津美術館のお庭はどなたでも通行できる
お庭だったそうですびっくりですね!

お茶室をめぐりながら手入れの行き届いた壮大なお庭を堪能できました
根津美術館は東武鉄道や南海電気鉄道の経営に深く携わった鉄道王「根津嘉一郎」
(ねず かいちろう)さんの集めたコレクションが展示されており、1941年に建てられた館です
展示物には茶道具をはじめ、とても幅広い美術品が収められてます
今は、後ろに六本木ヒルズがそびえ立っていまして対照的な感じです
ここで名物なのが、江戸時代に描かれた尾形光琳の「燕子花図屏風」(かきつばたず)です
燕子花図<br />
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=10301
この画像はここから拝借させていただきました↑

が、拝見出来る期間が限られており 丁度燕子花が咲く頃に展示される様です(4月下旬~5月上旬)
その燕子花図は総金地で六曲一双屏風でジャバラにおいて右から見ても左から見ても
いいように絵の配置がうまく描かれています!背景には見えませんが伊勢物語の第9段の和歌が書かれているそうですね!

当日は、天気予報で雨の予報だったのですが、薄曇りの中、日が差し込んでお茶室を囲む樹木が光に当たり
幻想的な雰囲気を出す演出をしてくれました
それぞれの席主さまのお配慮に胸を打たれつつ美術館をあとにいたしました
とても幸せな一日でした
ありがとうございました!

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