奈良の大仏  (盧舎那仏像 るしゃなぶつぞう)

一般的に奈良の大仏さまと言われて親しみを持たれている盧舎那仏像ですが
歴史は天平時代の740年にさかのぼり、当時天皇であった聖武天皇が世の中の平和を願って
建てる事を決めた仏像です
高さは約15メートルあり、材料の殆どが500トンの銅でできており
金も400キロ以上も使われているそうです

ちなみに、仏像の身長50メートルという計算で建てたそうです
完成までに約12年を要し、制作に携わった人の数はなんと260万人と言われています!
大阪市が平成13年12月1日現在の推計人口が261万1601人であると発表されているので
大阪の方ほぼ全員で創った事になりますね(笑)
更に、推定建造費は現代の金額で4000億円を超えるという事ですからそれは、すごい事を
決意され、又それに従い制作できたのですから それほど聖武天皇の力が大きかったと思われます
右の手はてのひらを見せる「施無畏印」(せむいいん)で苦しみから救う事を表しています
左手の形は「与願印」(よがんいん) 慈悲の心を表しています
とても優しい手ですね

今回、奈良の大仏を拝みに行った目的の一つは、この柱の穴。
実は、私この大仏様にお目にかかるのが二度目なのですが
前回は小学生の時の修学旅行でした

その際、この大仏様の鼻の穴と同じ径の柱の穴をくぐらなかった事が心に残っておりました。
今回、それを実現すべく訪れたのですが、こんなに小さな穴。。
そうなんです、大人になった私には実現できなかったのです

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