武者修行に行って参りました 米国 (ソルバング編)

今回、年末の忙しい時期に遠慮もなくロサンゼルス協会の先生のお宅ソルバングにお邪魔してきました
ロサンゼルス より車で2時間弱で行けるサンタバーバラにある植物園の中に
「心看庵」というお茶室を管理している笠井先生のお宅です
このお茶室の変額は鵬雲斎大宗匠のご執筆のものです
調度、お邪魔した日は先生を中心に生徒さん皆さんでお茶室の大掃除をされていました
ここでは、英語と日本語での先生の指示によってテキパキ動く生徒さんが印象的でした
生徒さんの中には純アメリカ人の方もいらっしゃって、日本文化をとても愛しているらしいです
素晴らしいですね~
このお茶室は、普段入園者が見学ができるようになっている建物なので、お稽古の日には公開お稽古になるそうです
緊張しそうですが、皆さんもう慣れているとか

うらの壁に、この茶室を作ったと思われる方の文字
その後、皆さんで近くのカフェに行きましたカフェの駐車場から見える山脈が壮大でした
先生にご馳走していただいたカフェオレ可愛いです
そして、いよいよ笠井先生のお宅の方へ移動
サンタバーバラ1時間弱走ったところにマイケルジャクソンが建てたネバーランドがありました
これが入口です。クリスマスの飾りがしてありました
門の周りには「マイケル大好き!」的な落書きがたくさん書かれてますはい、私も大好きでした
車で走ってると果てしなく続く牧場があり、ワイナリーもありました
そうしているとご自宅に到着
広ーーいご自宅には玄関に暖炉もあり、いかにも米国らしい素敵なお住まい
そんな中にあるお茶室でもお稽古をされているんです
 いつも、お茶の方では役員もなさっていてお忙しくされているのに、こんなにご自宅が
お掃除が行き届いている。。 素晴らしい(;´Д`)爪の垢ください
翌朝、近くの教会へ先生と同行しました。この教会に頼まれて歌を歌われているんです
先生の素晴らしい歌声に感動、クリスマスの歌をみんなで歌って来ました
元々、声楽を専門でなさっていたというので一度は納得はしましたが、お茶の先生とのギャップに驚き(゚д゚lll)
教会を後に近くのおしゃれなお店でランチを又又ご馳走になり、帰ると白玉粉を使ってレンジで2分で出来る和菓子を教えて頂き一緒に作ったり、自宅の庭でできたりんごで作るアップルパイ も作っていただいたりとても楽しく過ごしました
夜は先生とお茶の話で盛り上がっているあいだにご主人が作ってくださったBBQを頂き、リビングで日本のTV番組を観ながら談笑
もう、楽しくて天国でした(働かずして食う私)夜空を見上げると満点の星で天の川なるものを初めて見ました
いよいよ、最後の日の朝、お茶室でお点前をさせてもらう事に
香合はソルバングで作られた陶器の小物入れを見立ててです!笠井さんは、これだけじゃなく見立ての天才なんですよ!
炭手前が終わった後の炉炭が綺麗なオレンジになってます
沸いたお湯で濃茶のお点前をして、お二人にお礼にお茶を点てさせて頂きました
(道具も水もお茶もお菓子もすべて自前ではないのにお礼におもてなしをしているつもりの私。。)
ご自宅の周りは大自然。とてもいい空気の中で手作りのお菓子と飲む抹茶は格別でした
いよいよ、お別れの時たくさんのいただいたお土産を手に
サンタバーバラから、LA空港まで直通のエアバスに乗って帰る事になりました
もう、帰りたくない~楽しくて楽しくてたまらないこの数日が走馬灯の様にぐるぐる回って。。
(子供の様)(笑)
バスに乗る前には、涙が目に溜まっていました
(今、これを書きながらも思い出して泣けてきます)
大人だから、帰る事にしました(結構、本音です)
笠井さん、この場を借りてお礼を申し上げます!本当にお世話になりました
これからも、心看庵と米国での茶道の普及を応援させていただきます!

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八ヶ岳 アフガンにカレーを食べに行きました

昔、バイクのツーリングコースでよく行った八ヶ岳のカレー家さん「アフガン」に車で食べに行って来ました
このお店のオーナーは車好きらしく、となりにあるガレージには珍しい名車が並んでいます
お店は人気があって、よく並んでいるんですが、この日は すぐに入れました
 ここのカレーは辛さが選べるんですが私は普通のでいただいています
これが、有名なベーコンエッグカレーです
ライスとカレールーは別にポットに入って来ます 
分厚いベーコンと半熟卵とカレーの味が最高です
ここのすぐそばにある喫茶店にも行きました
その名も「八ヶ岳倶楽部」柳生博さんのお店なんですよ!
よく、お店にいらっしゃいましてこの日もサンルームにいらっしゃいました
ここに来ると必ず頼むのが、このフルーツティー
季節によって、フルーツがかわるのですが、この日はりんごとキウイといちご、レモン、 メロンなどでした
 見て楽しんで、飲んで楽しめる~
これを真似しようと、家にもこのセットを買ったのですが。。。(・3・) あれ?一度も使ってないなーと
思いながらいただいたのでした美味しかった
又、暖かくなったらバイクで来たいなー!それにしても柳生さん昔から全く変わらないですねー
クイズハンターハンターの時とですよ!懐かしいですよね

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The 43rd TOKYO MOTOR SHOW 2013 行って参りました!

待ちに待ったモーターショーうふふ 行って参りました!   お待たせしました 報告を!
(誰にも頼まれていないけれど)
感想は、やはり景気が上向いているんでしょうか。。 人が多く感じたのと、赤い車が多い、そして私の大好きなガルウィングが多く出ていました
NISSANのブースで一際目立っていたのがこの”IDx” とても、未来形の車に見えるけれど
どこか いにしえが漂う懐かしい佇まい  フロントはカマロに少し似てる?でも、古いブルーバードの様な雰囲気も。。 フェンダーミラーが素敵!気に入りました

二輪車はSUZUKI のハヤブサ
1999年に世界最速車と言われ登場してから、常に話題にあがるこのハヤブサ
1340CC水冷直列4気筒エンジン
brembo社製のフロントブレーキキャリパーとABS搭載。次回のモデルは二輪車初 ETCが標準装備なんですって!
最初、 二輪にABS?と思っていましたが、今や当たり前になって来ました
フォルツァに乗っている時にやはり、ABS効いていて助かると思った事がありました
2015年にMoto GPにこれで復帰するらしいのでたのしみです!!

次はHONDAのGOLDWING!

おじさん車と思っていたけれど、これはかっこいいかも!
1832cc水冷 バイクでは珍しく水平対向なんですよね!しかも6気筒!
ちなみに1200以下は4気筒なんですよねー
エアバック、オーディオ、ナビ、シートヒーター、電動間欠ワイパー完備などもう、車なんですよね、このバイク
最後に
しばーらく 私がへばりついて離れなかったのがこれ!きゃーかっこいい
ガルルーと吠えたくなるガルウィング、フォルムも最高!
”SLS AMG GTファイナルエディション” もう、究極 これが最終章にふさわしい
カーボンボンネットは、あまり好きじゃなかったのですが(これは、ビジブルカーボンボンネット)
これは、いい(・∀・)内装もカーボンだらけで統一感があって(≧∇≦)b良い
もう、モーターショーはパラダイスですね
もっと、もっと紹介したいところですがこのまま暴走しそうなのでこのあたりで。。

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和文化の集い

11月23日「和文化の集い」が無事に終わりました

阿佐ケ谷神明宮にて
観世流 加藤眞悟能楽師による「小鍛冶」と空海庵で薄茶席のコラボレーションの会でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御来席頂いたお客様並びに社中の皆様ありがとうございました

数ヶ月前からのお稽古、打ち合わせ、前日のご準備に
当日もさることながらみんなで一つになってコラボ茶会が無事に終えた事を
心より感謝いたします

床のお花 椿(白=初嵐 桃=西王母)照葉=夏椿 花入れ=鈴


お点前は男性に頑張ってもらいました

お茶室にはしめ縄を貼り、神聖な感じです

 

 

 

 

お点前を楽しんでいるようですね!

始終和やかな雰囲気でした

 

 

 

 

 

この日のためにみなさんお稽古がんばりました

神社のお庭が晴れてとても綺麗でした

ここから、お客様からは能楽殿も見えます


生徒さんにお願いしておりました

お客様 が不思議に思う程、微笑んで楽しんで
お運びしてくださいね!

お菓子やお茶もそうやって運んでいただくともっとおいしくなります!
みんな、 それを実行してくださっていましたね!

 

 

 

 

 

お茶碗の記念品を入口でお渡ししています

 

お客様も嬉しそう<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/07/happy01 Read More Here.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />

お客様に心を込めて
お菓子をお渡ししています
お菓子は
京都の「御倉屋さん」

前日の夜から作って
当日の朝 京都から はるばる車で自らお持ちいただいた
究極のごちそうでした

 

 

当日の会記です

 

 

 

 

 

 

みなさん
一日本当にお疲れ様でした!

お茶会を通してみんな一丸となって、おもてなしを楽しめるって素晴らしいと思いました!

それを改めて生徒達に教わった様な気がします

 

お茶会が終わり

終礼の最後になんとΣ(゚д゚lll)
サプライズが!!

生徒さん達から
花束とメッセージカードを
いただいたのです!

もう、なんと言ったらいいのか
感無量でした

なんて自分は世界一幸せ者だと、思いました

こんな素晴らしい生徒に囲まれて私はこれからも
お茶ができるなんて。。
母にも感謝の気持ちが湧いてきました

みんなありがとう!

本当に素晴らしいお茶会でした

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お茶会に行って参りました 根津美術館

青山にある根津美術館のお茶会に行ってまいりました
お茶席は 5席でそのうち表千家さんが4席、残りの1席が裏千家のお茶席でした
それぞれに素晴らしいお席でした
お点心が付いておりまして、あの八竹さんの巾着お弁当でとても美味でした
ご一緒させて頂きましたお友達によると、昔は根津美術館のお庭はどなたでも通行できる
お庭だったそうですびっくりですね!

お茶室をめぐりながら手入れの行き届いた壮大なお庭を堪能できました
根津美術館は東武鉄道や南海電気鉄道の経営に深く携わった鉄道王「根津嘉一郎」
(ねず かいちろう)さんの集めたコレクションが展示されており、1941年に建てられた館です
展示物には茶道具をはじめ、とても幅広い美術品が収められてます
今は、後ろに六本木ヒルズがそびえ立っていまして対照的な感じです
ここで名物なのが、江戸時代に描かれた尾形光琳の「燕子花図屏風」(かきつばたず)です
燕子花図<br />
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=10301
この画像はここから拝借させていただきました↑

が、拝見出来る期間が限られており 丁度燕子花が咲く頃に展示される様です(4月下旬~5月上旬)
その燕子花図は総金地で六曲一双屏風でジャバラにおいて右から見ても左から見ても
いいように絵の配置がうまく描かれています!背景には見えませんが伊勢物語の第9段の和歌が書かれているそうですね!

当日は、天気予報で雨の予報だったのですが、薄曇りの中、日が差し込んでお茶室を囲む樹木が光に当たり
幻想的な雰囲気を出す演出をしてくれました
それぞれの席主さまのお配慮に胸を打たれつつ美術館をあとにいたしました
とても幸せな一日でした
ありがとうございました!

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原宿のポップコーン家さんに並んでみました   Garrtto popcorn (ギャレット)

今年9月14日アメリカシカゴ発のポップコーン専門店が原宿にオープンしました
先日、野暮用で原宿に行ったついでに店を見に行きました

とても美味しいと!けれどなかなか口にできない代物だと噂で聞いておりました
人気のため 平気で1時間くらいは並んで待つからなのでした
先日、香港の友人がお土産にと帰りに持たせてくれたポップコーンが実はこれであった
なんと、Σ(゚д゚lll)食べてみると本当に美味しいではあーりませんか!(←これに反応した方、ありがとうございます!)
私は、並んでものを買うのが大の苦手なので、店を見るだけのつもりでした。けれど、
気がついたら並んでいました!この日は天候もよろしくなかったためか15分くらいで購入出来るとの事

店内に入る前にあらかじめ注文書を記入します!
一番人気は、シカゴミックスというのらしいのですがあまのじゃくな私はそれを外して注文書に記入。
思ったより早く店内に入れました
(余談ですが、ポップコーンというと映画館でよく売られてますが、食す時に音が出ず邪魔にならないから
積極的に売られているそうですね)

店員さんは手早くお客様の注文書を見ながらてきぱきとさばいていました
ポップコーンの香りに包まれながら待つ身も悪くないなーと思っていたのもつかの間
あっという間に商品を手渡されて店の外に。あれ?こんなもん?あっけない!
それから、ふと我に帰り 早く食べたい一心で原宿駅へ急ぎ足で向かい家路についたのでした
やはり、とても美味しくて並んだ甲斐がありました

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11月23日(土・祝)に和文化の集いを開催いたします

11月23日(土・祝)に和文化の集いを開催いたします

神明宮さんにご協力頂き、いろいろと楽しいイベントにしたいと思っておりますので
是非、足をお運)びいただけたらと思っております。
茶席は立礼(椅子に着座)ですのでお気軽にお越し下さい

記念品に抹茶茶碗もご用意しております!
パンフレットなどご要望があれば下記のメイビ株式会社又は、このHPお問い合わせもしくは私にお電話で
お申し付けください!お気軽にどうぞ( ^ω^)_


※薄茶席 ロ組 の受付時間が13:40となっておりますが、13:10の誤りです

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香港に行って参りました 

香港に行って参りました
香港は人口約700万人で世界的にも経済発展している都市です
1842年に(アヘン戦争を終わらせるために)清とイギリスの間で結ばれた講和条約により
イギリスの植民地となりました
1997年7月1日に返還され、いわゆる中国となったのですが 実際は、中国とは同じ国と思えない感じです
まず、大きな違いが、香港は資本主義で、中国本土は社会主義です。
中国本土の人が観光で香港に入る場合、パスポートと通行証が必要なんだそうですよ
中国現在使用している簡体字(かんたいじ)とは違っていて旧字で繁体字(はんたいじ)と呼ばれる漢字を香港では使っています。街の看板はその繁体字だらけ

漢字だから、大体読めるだろうなどと思っていたら、ほとんど読めませんでした
とても、喜ばしい事がありました!
それは、私の大好物のサンミゲールというフィリピンのビールがどこにでも売っているしかも安い
調子にのってロング缶を買って来ました
香港のゲームセンターに入ると日本のゲーム機ばかりがありました

そして、喜ばしくない事がありました
町のあちこちに建設中のビルがあるんですが、その足場が竹なんですよね~
作業員がよく落ちて亡くなるそうなんですやめて~!

あと、もう一つ
私の愛車である「ベスパ」がここではなんと
配達のバイクなんです!日本でいう新聞配達で使う「カブ」的な。。。
普通、ベスパといえば、ローマの休日でオードリーとグレゴリーペッグが楽しそうに二人乗りしている素敵なバイクなはず!

しかも、ほとんどがベスパPX!!これって「探偵物語」で松田優作さんが乗っていた為に今でもとても人気で最近では
復刻して新車で売られている型なのにぃ~

手入れもせずに車体はボコボコ 。。完全に「足」状態!これには、ショックを隠せない私でした
夜は観光名所のヴィクトリアピークに行き、夜景を見て来ました素晴らしいスペクタクル

ここは、イギリス領の時に富裕層の西洋人が邸宅を建てて住んだ事がきっかけで観光地になって行ったようです。
なにしろ香港は蒸し暑いんですが この山頂部はとても涼しく過ごしやすいからだそうです
あれ?確か、日本でも避暑地として有名な軽井沢もイギリス人が最初に見つけて住みだしたんじゃなかったかしら。。
イギリス人って、涼しいところを見つけるの得意なんだなーと感心したりしてみたり。
とにかく、中国とはいろんな意味で文化も習慣も違う事にびっくりした今回でした
とりあえず、仕事で行ったのですが観光もでき、いい旅でした

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夕焼け

9月は今までにない強い台風が日本列島を襲いました
各地で豪雨、強風の被害が出てしまいました。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます

そんな中でも 自然の光景にホッとする瞬間もあります
台風一過の夕方に見えた夕焼けです

電線がないと もっとよくみえるのでしょうが。。

夕焼けは西の空が黄色からオレンジ、赤などに染まる現象のことですが
日没時の太陽の高度が低いために太陽光線の波長が長い赤色光の割合が多くなって見えるものだそうです
この空を見ると、小さい頃に家路に急いで帰らなければと焦った事を思い出します
急いで帰ると、家の外で祖母がエプロンを着て立っていた事も懐かしいです
祖母の顔はこの夕焼けに照らされていたからなのか、赤鬼のようになっていました

自然は容赦なく人の生活を脅かす事もありますが、その摂理には人間は勝てませんね
こうやって美しい自然を前にすると、恐ろしい程人間って小さいなぁと思えます
いつもの事ですが秋になると感慨深くなりますね~

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かわった和三盆を頂きました (ヌーベル和三盆)

親戚の子が上京して来た折にこんなお土産を持って来てくれました
中身は和三盆なのですが、スカルのケースなんです

とても、巧妙に作られている紙のケース。
中を開けてみると

和紙に一粒ずつ包まれている和三盆が。。
そして、それを開けてみると ・・・

可愛らしい小さな白黒のスカル和三盆!
ガイコツ2つ並べてガイコ2(ツー)・・・・ははは・・ごめんなさいm(__)m
今度、お稽古に使わせてもらうことにします
食べるのがもったいないですね!

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善通寺に行って参りました (香川県 善通寺市)

空海は、宝亀5年(774年)6月15日
四国の香川県讃岐平野の西端にある善通寺で誕生しました
善通寺は 和歌山県の高野山、京都の東寺とともに弘法大師三大霊跡の一つです

空海は地元の香川県で小さい頃から「空海」ではなく「お大師さん」という名前で呼ばれていました
よく祖母が何かあるとお大師さんの名前を呼んでいましたので
下手すると、近所のおじさんぐらいな 親しみを持っていた空海なのですが…(ホントの話です)
知れば知るほどびっくりするほど素晴らしい方だという事がわかってきました

地元に住んんでいる時には感心もなかった(空海に関する土地)善通寺にも
時々足を運ぶようになりました
お参りすると気持ちがとても落ち着きますし、何かをあやかりたいという気持ちになります(本音です)
という事で行って参りました!善通寺!

いたるところに空海の像がありました
善通寺は四国八十八箇所の第七十五番札所でもあります

立派な五重塔があります
高さは45.23メートルで木造の塔としては、日本で3番目に高い五重塔だそうです
四国八十八箇所にも、いつか徒歩でトライしようと思っています
普通に何事もなければ、40日で周れるそうですね
八十八箇所を巡礼する方の事をお遍路さんと呼びますが、みなさん白い装束を羽織っているのをご存知ですか?
あれは、巡礼の途中で何かあっても、そのままお大師さんのところに召される様にと「死装束」を来ているんですよ
その心意気がいいですよね!私も、命懸けの仕事をする場合には白い着物を着てしようかしら。。

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今週の和菓子 桔梗(ききょう)

今週は、阿佐ヶ谷のうさぎやさんのお菓子です
万葉集で秋の七草に入っている桔梗です

この花は、白と紫色の2種類がありますが今年の夏に
一輪の花びらに白と紫の色が混ざっている ものを見つけて庭に植えました
もうお花は済んでいますが来年も楽しみです!

やはり、うさぎやさんのお菓子は美味しいですね!舌触りがなめらかで甘味もまろやか
桔梗は、花弁が星の形をしていますよね?
実は、京都の清明神社(安倍晴明を祀る)の五芒星(ごぼうせい)の原型になったものなんです
←桔梗紋    ←五芒星(清明紋)

五芒星は、安倍晴明が陰陽五行の象徴として使った印で、魔除けの呪符として今でも使われています
陰陽五行ってなんだろう?と思っている方 機会があれば、一緒にお勉強しましょうね!

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お茶会のお知らせ

2013年11月23日(土・祝)
阿佐ヶ谷 神明宮さんにて お茶会をいたします
詳細は後日追って掲載いたします!
是非、お越し下さい

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浴衣でお稽古&お茶会 

生徒さんからの要望で「浴衣でお稽古&お茶会」を開催いたしました
いらっしゃった順にお稽古をして最後にお濃茶のお点前の練習も兼ねて
名水点をするという趣意です
この名水点のお水ですが、本来は汲む時刻が決まっています
陰と陽の切り替わった後、江戸時代の時刻で「虎の刻」です
日の出から約3時間前~1時間前の陽の水がよいとされております

今回、実際にその水を振る舞う事にしました
生徒さんと2人で朝4時 頃に深大寺まで湧水を汲みに行きました
眠い目をこすりながら。。でもみんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら。。
まだ暗く、なんとなく怖い雰囲気でしたがなんとか
汲んで帰って来た時には、既に達成感にあふれていました(笑)

そして、当日みんな揃ったところで名水点をしました
当日の朝汲んできた事をお点前さん自らお話をすると質問が飛び交い
楽しい問答をしていました
最後に亭主が答えた茶杓のご銘 「一滴」
お客様からも歓声やため息が起こり この時とばかりは感無量
大成功に終わりました皆さん、とても喜んで頂きました
みんないい顔しているでしょ?

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武者修行に行って参りました 米国 (NY編)

ロサンジェルスから東へ移動しニューヨークへ
ニューヨーク裏千家出張所へお邪魔して参りました
左から寺薗先生、事務局の弘田さんです

伺った日がちょうどお稽古がお休みの日でしたが、中を案内して下さり
いろいろなお話を伺う事が出来ました
室内に入りますと、このレンガ造りの洋館の外観とは全く雰囲気が変わり
まるっきり日本のお茶室でした!

広いお茶室が沢山あり、真ん中には中庭がありとても落ち着いた道場でした
元々は、馬車を入れる倉庫だったとか

お二人とも、九州ご出身だそうですが、寺薗先生はNYに何十年もお住まいで
日本よりここが故郷になっていらっしゃるという事です

私は、元々帰巣本能が強いのか、旅行に出かけても
直ぐにホームシックになり自宅に帰りたくなるんですが
今回の米国においては、全くなかったんです
やはり、行く先が慣れたお茶室があったり、日本人との交流が主だったからかもしれません

偶然、通りかかった有名なオブジェ

国連総本部に日本の国旗を発見!(無いと問題ですが。。
自由の女神像、とても大きくてびっくりしました!

比較が坂本龍馬の像だったかもしれませんが・・・(´・_・`)
ニューヨークのリバティ島にあるこの像は、ハリウッド映画など数々の作品に出演している有名なアメリカを象徴する像ですね
この像はアメリカ独立100周年(1776年7月4日)を記念してフランスより贈られたものです
台座から頭頂部まで約93メートルの巨大なモニュメントです
フランスのパリにも同じ自由の女神像がありますが
パリに棲むアメリカ人がフランスにこの像のお返しとしてフランス独立100周年に贈られたものだそうです
元々は灯台として使用するつもりだったそうですが、手に持った松まつが逆に船舶運行の邪魔になるという事で
灯台にはなっていませんがその所以の上、ニューヨーク港を向いて立っています

ニューヨークはハリウッド映画のイメージも強く、刺激のある町でした

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武者修行に行って参りました 米国 (LA編)

茶道はもちろん日本の文化ですが、日本人に伝えるだけではなく
世界中で日本文化の伝承をしている方々がいらっしゃいます
その中でも、渡米してから60数年間、茶道教師をされており今も現役という
素晴らしい方にお会いして参りました
LA在住の松本宗静先生のお宅です

洋館の中に和がマッチしているんです!

室内に入ると、お茶室が沢山あります!
この↑お茶室の扁額は裏千家14代淡々斎より頂いたものだそうです
リビングにも、裏千家や米国から頂いた表彰状が数多くありました
松本先生と松本先生の身の回りのお世話をされている市川さんです
御歳93歳!とてもお元気でいらっしゃいます
松本先生は、米国でいわゆる人間国宝の様な表彰をされているんです

ロサンジェルスは、日本人が大勢移住しており、近くのお寺のお盆フェスティバルで
お茶会が開かれるというので、お手伝いをして参りました西本願寺です


他の州からもお客様がお見えになっています

私がお点前を一番最初にする事になりました

松本先生のお弟子さんが順番にお点前や半東さんをしました

↓別のお寺のお茶会にも行って参りました
ここの亭主も松本先生のお弟子さんでした

米国の方々は、感情を表すのが日本人より得意ですのでお点前お最中、一つ一つの作法に
感動されている事が伝わってくるんです
私も、最初は緊張していたのですがそれを超えて高揚してきたのがわかりました
最後は、この日本の素晴らしい文化を見せつけた!というなんとも言えない興奮状態で
お点前を終えたんです
愛国心からなのか、茶道への志からなのかわかりませんが
身震いをしながらお点前をしたのは、私にとって素晴らしい体験だったと思います

この、素晴らしい先生にお会いでき、そのお弟子さんの方々との交流によって
更に茶道への道を精進しなければと心に誓いました
LAの松本先生、 市川さん他、いろいろとありがとうございました!
これからも、米国における茶道普及と日米友好のご活躍を応援しています 
又、お会いできる事を楽しみにしております

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奈良の大仏  (盧舎那仏像 るしゃなぶつぞう)

一般的に奈良の大仏さまと言われて親しみを持たれている盧舎那仏像ですが
歴史は天平時代の740年にさかのぼり、当時天皇であった聖武天皇が世の中の平和を願って
建てる事を決めた仏像です
高さは約15メートルあり、材料の殆どが500トンの銅でできており
金も400キロ以上も使われているそうです

ちなみに、仏像の身長50メートルという計算で建てたそうです
完成までに約12年を要し、制作に携わった人の数はなんと260万人と言われています!
大阪市が平成13年12月1日現在の推計人口が261万1601人であると発表されているので
大阪の方ほぼ全員で創った事になりますね(笑)
更に、推定建造費は現代の金額で4000億円を超えるという事ですからそれは、すごい事を
決意され、又それに従い制作できたのですから それほど聖武天皇の力が大きかったと思われます
右の手はてのひらを見せる「施無畏印」(せむいいん)で苦しみから救う事を表しています
左手の形は「与願印」(よがんいん) 慈悲の心を表しています
とても優しい手ですね

今回、奈良の大仏を拝みに行った目的の一つは、この柱の穴。
実は、私この大仏様にお目にかかるのが二度目なのですが
前回は小学生の時の修学旅行でした

その際、この大仏様の鼻の穴と同じ径の柱の穴をくぐらなかった事が心に残っておりました。
今回、それを実現すべく訪れたのですが、こんなに小さな穴。。
そうなんです、大人になった私には実現できなかったのです

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茶道発祥の寺 称名寺(しょうみょうじ)

奈良県の称名寺に行って参りました
称名寺は奈良市菖蒲池町にありまして、奈良駅から徒歩で行けます!

1265年に建てられ利休の師の武野紹鴎の更に師である
村田珠光(1423~1502年)が11歳の時、出家しているお寺です
村田珠光は奈良県のご出身でわび茶の開祖と言われております

幾度とあった火災によって、再建されたお茶室と本堂が残っています

お茶室は拝見する事ができませんでしたが、 獨盧庵(どくろあん)と
呼ばれており、四畳半のお席だそうです
このお寺がいわゆる「茶道発祥の寺」と言われております

「茶道」と聞くと、発祥は京都だと思っておりましたが
歴史を紐解くことにより奥深いものが見えてくるではありませんか。。
それにしても、こんな歴史的な素晴らしいお寺をあまりアピールせずに
ひっそりと駅前に忍ばせている。。
奈良県の県民性でしょうか、改めて感服致します

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大原三千院 

京都~大原三千院~ という由紀さおりさんの歌で有名な(ジェネレーションによります
三千院は788年に最澄が薬師如来をご本尊として建てた天台宗の三門跡寺院の一つです
一度、比叡山東麓に移され、幾度も移転の末、1871年(明治4年)に現在の大原の地に居座ったそうです
←なぜそんなにお引越しをしたのだろう?という疑問も湧きますが。。

そこは京都駅からバスで北東方面に1時間程のところでとても、のどかな風景が広がる大自然の中に
ありました

長い廊下を歩いていくと最初に見える聚碧園というお庭
皆さん、縁側に座ってゆっくりと拝観しておられました
心が洗われる様で、時間がゆっくり過ぎていきました

約2600平方米ある境内は、大きな樹木の足元に苔むしろが広がる素晴らしいお庭です
ちょうど斜光がさして、落ち着いた雰囲気でした

三千院はシャクナゲが有名と聞いていましたが、すでに時は遅しその代わりに
紫陽花が咲き始めていました
拝観している間中
恋にやぶれた女がひとりぃーとやはりあの歌が脳裏を廻ってバックミュージックになっていました

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お花祭 (灌仏会)実施報告

予てから予告しておりました「お花祭」をいたしました

花御堂の中にたらいに入った誕生仏に杓で甘茶をかけてお祝いいたしました 
甘茶自体、珍しいので興味のある方には試飲して頂きました
感想は、「(・∀・)あまーーい」けど「あれ?変・・・」
飲んだ後からジワジワ来るあの甘味、舌にピリピリ来る刺激がなんとも変わったお茶です
甘茶はガクアジサイによく似た花で、その若い葉っぱを蒸して乾燥させたものです
それを、煎じるのです
アジサイでは、ダメなのかしら?と少し思いますが・・・
お砂糖の何倍も甘く感じるので、糖尿病患者の飲み物として使われるそうですよ


今回は、京都の西本願寺前、山本亀太郎商店にて買い求めました
余談ですが

「おしゃかになる」という言葉はダメにするとか失敗してものを壊したという意味をしめしますが
この灌仏会が行われる4月8日に関係すると言われています

江戸の鍛冶屋さんが仏像を作る際に火が強くて、失敗した事で
江戸っ子弁で 「火が強かった」を「しがつよっかった」で「四月八日」
(ちょっと無理がありますが。。)
となり、「お釈迦になる」となったそうですよ
お釈迦になっちゃいけないような言い方ですので、昔、私はこれを死んで天に召されるからだと誤認識しておりました((笑)

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善光寺出開帳両国回向院  

NHKの大河ドラマで話題の「八重の桜」の特別展が
両国にある江戸東京博物館でやっているとのことで
両国へ行って来ました。ドラマの主人公である新島八重さんは、晩年裏千家の先生として活躍した事は有名ですね
さすが、展示品には裏千家家元のお軸やお茶の道具もありました
両国駅を降りたとたん
回向院にて善光寺出開帳という看板を見つけたのです

ここで「出開帳」をご存知ない方にご説明したいのですが

江戸時代に、遠くてなかなか参ることができない寺院が普段見せない仏像などを出張してご開帳する事です
その中でも善光寺の出開帳は絶大な人気があったそうです

↑ 江戸時代の出開帳の図です
http://ekoin.or.jp/event201301/ より拝借いたしました
前回 善光寺にお参りした際に御朱印帳を忘れてしまった事が記憶に新しいこの日
まさか、今日は御朱印帳など持参するはずもなく・・・
数日後にまたもや御朱印をいただくチャンスを逃してしまいました


「牛に引かれて善光寺」
「後ろ髪引かれて善光寺」。。
御朱印帳のリベンジがこんなに間近にあったとは。。

油断をしてはいけませんよ!という事かもしれませんね

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善光寺参り 

牛にひかれて善光寺参り! 牛にひかれて参ってまいりました
ちなみに私の見た限り、牛に引かれて歩いている人はいませんでした

一度も参った事のなかった善光寺にまさに牛に引かれて といった具合に
人に勧められて行ってまいりました
とても、広い境内でびっくりしました
善光寺のご住職は代々公家出身者がなられているそうで
どうりで!境内いろいろなところに菊の御紋がありました

ちょうど、八重桜が満開 でした。今年は関東地方があっという間に桜が咲いてしまったので
改めてお花見が出来てちょっぴり得した気分です
お参りに来たのになんと朱印帳を忘れてしまい ショッキングーー!
でもね ひょっとして  又、参りなさい!と言われているのかもしれないのよー
と気を取り戻し 第一回善光寺参りを済ませました(笑)

よーし次回、お参りする際には牛のぬいぐるみを手に持って行ってみようかしら・・なんて
ウケ狙い兼ねて御朱印をもらいに行こうと思ったりして(リベンジにプラス思考導入)
どうにかして、御朱印のことをごまかして諦めようとしているけなげな私なのでした(フジテレビ「今日のわんこ」風)

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葵 

葵の葉っぱはよく見かけますが
先日、先生のお宅のお庭 でひっそりと咲くお花を見ました

5月15日は京都三大祭りの一つである葵祭りがありますね!三大祭りの中では一番古いお祭りです
葵祭りは、起源が567年とされ、京都御所を出発点とし下鴨神社から下賀茂神社へ向かう行事です
元々は、飢饉、疫病が流行った年に、それが賀茂の神様の祟りだと言われご祈祷の為に始められた様です

葵は徳川家の家紋にもなっており、水戸黄門の印籠に三ツ葉葵のご紋があり
それを見せると、皆が ははーーっとひれ伏すあのシーンも有名ですね
江戸時代、きゅうりを庶民が食べるのを禁止令が出た時期があるそうですが
それは、きゅうりを輪切りにしたときの模様が、徳川の三ツ葉葵に似ていたからだそうです

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ホシガメ 

友人が私に亀をくださるというので、とても楽しみにしています
インド、スリランカ、パキスタンに生息するリクガメの種類です
甲羅に放射線状の模様があるのが特徴です

1980年頃から密輸が多いため、輸入が禁止されているそうです
今、まだこの子は全長10センチ程だそうです!カワ(・∀・)イイ!!ですね!
日本では長寿の象徴といえますが
本当にそこまで長生きする事はないそうですね
亀に付着した藻が垂れ下がり、おじいさんのヒゲに見えたからではないか?
と勝手に思っていたりします
陰陽道の中にある四神(ししん)という四方向を守る神の中に
北=玄武(げんぶ)南 =朱雀(すざく)があります
玄武は亀、朱雀は鳳凰のような聖獣です
ひょっとすると、この陰陽道を日本的に変化させ、標語として
「亀は万年、鶴は千年」と言われたのではないかとも言われています

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 野点茶会 (阿佐谷 神明宮さんにて) 

去る 3月30日、31日 4月6日、7日の4日間、阿佐谷の神明宮さんにて

野点茶会をさせていただきました
みなさん、お疲れ様でした

雨には見舞われませんでしたが、今年は予想以上に桜が早くに咲いて
最終日には、葉桜を見ながらの会となりました

お客様もゆっくりお点前を見ながらお茶を飲んでもらい、喜んでいただきました
いつもしているんですか?という質問が多く、出来れば桜の咲く時期に毎年したいとお話させていただきました


お客さまがいらっしゃらない時には、突然会場が教室に様変わり
先輩方が後輩の生徒さんをスパルタに教えるシーンを
息を飲んで傍観するのもなかなか楽しかったです
今回の野点茶会では、生徒さん同士の交流も含めてとても有意義なものとなりました

この後も、私の能の師である加藤眞悟先生の舞台鑑賞や秋の月見茶会など
みんなで一緒に楽しめるイベントもドンドン開催して行こうと思っております
「おまいら、ついてこいよー!」と手を振り上げ走り出す私(自称:ヨンクミ先生)
そして、お茶室に着いて後ろを振り返ると「あれ??」そこいは誰もいない
というごくせん風なオチになりそうな予感も。。(笑)
お願いです!みなさん付いて来てくださいね

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お花祭 

お花祭りとは
今からおよそ2500年前にインドでお産まれになったお釈迦様の誕生を祝うお祭りです
お釈迦様は、お産まれになった時に七歩 歩かれて
右手を上に、左手を下に向けて天地を指し
「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と発声された事は有名ですね
直訳してしまうと「天に地に我ひとり尊し」いわゆる「世の中で一番私が偉い 」と
なってしまいますが、そうではなく
全ての人はひとりひとりかけがえのない命だとおっしゃったと言う事です

そして、その時に龍王が天に現れ、甘い香りの雨をお釈迦様に注いだと言われております
現在、花祭りでお釈迦様の仏像(誕生仏)に柄杓で甘茶をかける のは
その 伝説が元だと言われています

そしてその日が四月七日。
旧暦では五月七日ですので、その日のお稽古では甘茶をかけてお祝いをしたいと
思っております
かけがえのない尊い命を大切にしたいですね
そして、今 ここに生きている事に改めて感謝です

 

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空海庵の和三盆ができました! 

今月は、イベントで立礼のお点前をする事になった為生徒さん皆さん
特訓が続いております
まだ、風炉のお点前をしていないにも関わらずがんばってくれています
そんな中、空海庵オリジナルの和三盆をお菓子やさんに作っていただきました
和三盆とは、サトウキビの搾り汁を煮詰め、白下糖(しろしたとう)にし
綿布製の袋に入れ、木製の圧搾機にかけ
盆の上で手もみをして研ぐ作業を繰り返し、出来上がります
昔はこの作業を3回行っていたので「和三盆」という名が付いたといわれています

空海庵の象徴図をそのままに
とても、素敵に出来上がりました

試作ですが、これからのイベントに使おうと思っております
食べるのがもったいない感じです

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野点のお知らせ

2013年3月30日(土)31日(日)
4月6日(土)7日(日)
阿佐ヶ谷 「神明宮」さんにて
10:00~15:00迄
野点をおこないます
お菓子と抹茶で500円
皆様、お誘い合わせの上 お越し下さい!

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廣隆寺   

廣隆寺は推古天皇十一年(603年)に建立された山城最古の寺院です

太秦駅のすぐぞばで、寺院の外は大きな通りに面して賑やかなところにあります

本堂です↑
今回は、廣隆寺内にご安置されている弥勒菩薩を拝みに行きました 

正式名は弥勒菩薩繁華思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)といいます

高校の日本史の先生がこの菩薩様を拝むためだけによく一人京都へ旅に出るんだと
おっしゃっていました。その話の中で駅からタクシーに乗り「太秦まで」というと
殆どの運転手が、「太秦の映画村ですね?」と確認する事に関して大変ご立腹していました

この菩薩に魅了された先生は、少女の様に菩薩の素晴らしさを話されていました
いつか拝みに行きたいと思う気持ちが更に強くなったのは
卒業後、その先生が不慮の事故で亡くなったと聞いてからでした
この菩薩様は、「一切衆生をいかにして救おうかと考えている」お姿を表しているとか
先生のご冥福を祈り、合掌

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枯山水 (かれさんすい) 大徳寺塔頭 龍源院)

枯山水とは、室町時代に武家政権とともに出来た禅寺を中心に発展した禅宗庭園です

今回、京都の大徳寺の塔頭 龍源院におじゃまして来ました
禅宗庭園は、禅僧にとって自己の内面 と向き合いながら心を清め悟りを得る修行の場でした
水を置かず、苔や石の組み合わせによって 自然の景観を象徴的に表すものですね

左の苔山の中にある石は亀島 右奥に蓬来山と鶴島という石があります
めでたいものづくしですね
周りにある白砂の模様は、海を表したり抽象的な流れを表現しているのです
波紋の様な曲線と直線の組み合わせがとても素敵ですね
ここにも、世界に誇れる日本人の美意識を見つけました

けれど、気になりませんか? これ、足跡がないけれどどうやってるんでしょう・・??

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能面展 池袋 東京芸術劇場にて

今月2月14日から17日迄、池袋 東京芸術劇場にて
長澤能面教室作品展が開催されました

私も作品を2点出品させていただきました

これは、翁という面です
長寿、福徳の神を人にの姿に表現したもので、神聖視されている。切りあごが特徴です

もう一つは山姥(やまんば)です
深山幽谷に棲む超人的な存在を強調した鬼女面「山姥」の後シテ専用面です

本阿弥光悦が作ったこの山姥の能面を見た事がきっかけで
私は、能に興味を持ち始めました

怖いけれど、少し物憂げな表情をしています

一つの能面で、複数の曲に使われる事がよくありますが
この2つの面に関しては 、面の名の通り「翁」と「山姥」でしか使われません
早く言ってしまえば、流用できないという事ですね
確かに、かなり個性的な顔ですので仕方がないですね(笑)

俳優さんでもいらっしゃいますよね、悪役しか似合わない方、逆に気弱な役しか似合わない方
時々、似合わない役をされるとインパクトがあって又それが物語の中の大事な展開に使われる事も。。

私はどちからというと、ボケ役ですね。たまにつっこみを入れようとすると
タイミングを間違ってしまい 結局、ボケになってしまったりしてます(*´д`*)
ん?なぜここでこんな恥ずかしい暴露話をしてしまっているのでしょうか

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下萌え 

お茶室のそばでふきのとうを見つけました
思わず、「美味しそう!」とすでに天ぷら調理されたふきのとうが目に浮かびましたが
ちょっと待て!と私の僅かながら潜んでいる理性が動き出し
あんなに寒かった土の下でちゃんと芽を出す準備をしていたんだ!と思うと
急に愛おしくなり、手をかける事ができなくなりました

利休居士が藤原家隆の
「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」という歌を愛していたのは
冬枯れの中、芽吹く強い命の尊さに「わび」を見たのではないでしょうか
自然の逞しさに人は時々心を打たれ、励まされる
それは、昔も今も変わらない様ですね

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コメダ珈琲  

ここ最近、コメダ珈琲が関東にかなりの勢いで進出してきておりますね
元々、愛知県名古屋市に本社があり創業者の加藤さんのご実家が米屋さんだったから
コメダ珈琲というらしいです ね 売りがモーニングサービス!

AM11時までに入店し、飲み物を頼むとトースト半切りとゆで卵がサービスで付いてくるのが素敵です
更に魅力的なのは、店内にある本棚にある新聞や雑誌の数の多さ
関西地方の喫茶店は、結構この様な形態かもしれませんね
ゆっくりしていって下さいと言われてるようでとても好感を持てます

と言いながら、画像を見てとても気になって仕方ない方にも気付いていない方にも
白状しますと、実は私は珈琲が飲めないんです(;_;)
飲む時は美味しくていいのですが、その後で体調に変化が現れます(笑)情けない。。
カフェインの作用でしょうか。なんとか、この体質を治せるものなら治したいものです
この日もここで、あたたかいミルクを飲んで帰りました

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妙心寺 

京都の妙心寺にお参りに行って参りました
妙心寺は京都駅からJR嵯峨野線で4ツ目の花園駅で下車
歩いて5分程のところにありました
京都には、なんと0番線があるんですよ!どうして0なのか気になります~

花園駅からは、数人の方が歩いている後をついていくと
目的の妙心寺に着きました(なんと他力本願な
希に、全く思った所ではなく聞いた事もない寺院に着くこともしばしば。。
そのまま、参拝。。ま、それもご縁ですね(笑)

妙心寺は臨済宗妙心寺の本山で、開創が1337年だそうです
禅寺としては、日本最大!
見所は七堂もある伽藍(三門、仏殿、法殿、寝殿、大方丈、小方丈、大庫裏)
史跡名勝に指定された庭園や国宝、重要文化財の建造物など沢山あります

これは、三門(さんもん)です↑ 宮大工さんバンザーイ!と叫びたくなるこの建造物!

そして、法堂(はっとう)の天井にある狩野探幽の雲龍図が素晴らしかったです↓

高い天井にある絵ですので、逆さになって描いたのかと思ったら
地上で描いて、天井にあげたと聞いてホッとしました。そんな事したら命懸けですよね~
(堂内は撮影禁止でしたので、パンフレットの写真を写しました)

このお寺の広大な敷地の中に46の塔頭(たっちゅう)寺院があります
塔頭とは、禅宗寺院開山した時や、住持が亡くなった後に弟子が敷地内に建てる小院の事です
ゆっくり廻っているとあっという間に時は過ぎ、朝一に着いたはずがお昼を廻っていました
京都の寺院は心の時間を止めるタイムマシーン !なんてかっこいい事を
思って浸っていても
私のお腹は、それに反してグーグー やっぱり、背に腹はかえられないと
法堂を後にすぐに昼食をとりに走った事は云うまでもありません(笑)

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笠間稲荷神社 

本日、阿佐ヶ谷の神明宮さんの日帰りバスツアーで笠間稲荷神社でご祈祷をして頂きました
ここは茨城県の笠間市にあり、日本三大稲荷の一つで創建が651年と伝えられています古ーい!!

この付近には胡桃の木が多くあり、稲荷大神さまがそこにお祀りされていたので「胡桃下稲荷」
(くるみがしたいなり)とも呼ばれるそうです

一の鳥居を超えると、両脇におきつねさんが沢山いました。ちょっと人間っぽいのがありました
よーく見るとツタンカーメンにも似ているかもと思ったり。。左足を上げていて愛嬌があります
宝珠で遊んでいるのでしようか?(とてつもなく素人感覚です。なにか意味があるのでしたらすみません)

二の鳥居を超えて、朱の鳥居、総門、絵馬殿の先に立派なこの楼門があります ↑

とても長く、周りのお庭が見えるこの廊下を進んで行きます。皆さん、キョロキョロ。

ここは、樹齢400年の藤の樹がある藤棚があり、時期になると見事な花見ができるそうです

奥に見えてくる拝殿でご祈祷となります

笠間稲荷神社の紋は農耕をイメージしたものでしょうか、稲とクワが図案化されていますね!

拝殿の中は撮影できませんでしたが、朱色の太い柱が何本もある艶やかな社殿でした

京都の伏見稲荷神社も鳥居が朱色でしたが、笠間稲荷神社の方が 赤に近い色です
ここは、焼き物も盛んで「笠間焼」として有名だそうです

帰り道に沢山陶器屋さんがありました。私もお店に入って見ておりましたが
なぜがそこで目にしたしゃもじが欲しくなり、買ってしまいました。
嬉しそうに買ったしゃもじを改めて見て あれ?全然、ここのお土産じゃないじゃない!と
気付きましたが、これもなにかのご縁。
そう!「渋谷で5時」っていう歌があるんだから「笠間でしゃもじ」があってもいいんじゃないでしょうか。
さーて、お後がよろしいようで。。 

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私のコレクション vespa編

玄関には私のコレクションが並んでいるんです

MAISTO社製のミニチュア 全長9センチの可愛いvespaです

左上  TAP150 (1956~)バズーカ砲が貫通しているミリタリー車
フランスで設計したもの
右上  sport6 giorni(1952~)フェンダーライトがかわいい クラシカルな姿
左中  ET4 (2003~)セルスタータ、フルオートマチック方式搭載されて乗りやすなりました
右中  PK 125(1984~)「探偵物語」で松田優作さんが演じる主役が乗って
一躍有名になった型
左下  200Rally(1972~)180Rallyを元に排気量UPされた最高速度110Kは出る強者
右下  150sport  詳細不明

本当は、本物をコレクションしたいんです

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無事に終わりました 初・初釜

1/11・1/16 と二回に分けて行ないました初釜ですが
おごそかに無事終了いたしました

全くの初めての事で足らない事も沢山あったかとは思いますが
あまり背伸びしない私なりの会が出来たと思います
日頃はお顔を会わさない生徒さん同士の親睦会にもなりました
今回、一番緊張していたのは私で皆さんはとてもリラックスして
楽しんでいた様に見えました
生徒さんに楽しい稽古始めとして、そして私の思いを
届けられましたら幸いです
※床の間 掛け軸=松樹千年の翠(しょうじゅせんねんのみどり)
お飾り =丸三宝に菊炭(飾り炭)

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事始め?

今年は、とても寒い日が多いですね
年末から珍しく体調を崩してしまった私ですが、同情を買おうと
電話口で情けない声を出すと、なんと相手も同じような状況であるという事が多く
私を含め特にいつも元気な人がそうなんですね
お互いに「鬼の攪乱」と笑い飛ばすほど元気なんですけれど。。。

さて、今年の初稽古の用意をしています
何を隠そう「初釜」の準備です
しかも、今年は記念すべき初・初釜なんです
初釜はいつものお稽古とは性質が違っており
先生が生徒を招く、お茶事型式のお稽古です
お正月らしい道具を並べると、とても雅な空気が漂います

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坂本龍馬記念館

坂本龍馬記念館が高知県の桂浜公園の丘にあります
実家に帰省の折、行って参りました
入口には、龍馬が立っておられ握手を求めるように手をだしています

坂本龍馬は土佐(高知)に生まれ、郷士でしたが脱藩し江戸に渡り
長崎の亀山に貿易会社亀山社中(後の海援隊)を作りました
幕末には大政奉還に尽力しましたが
1867年11月15日京都の下宿「近江屋」で暗殺されました
享年33歳でした。その日は、奇しくも龍馬の誕生日だったんですね
今でも、人気な坂本龍馬ですが 実は、亡くなってから有名になったようですね

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謹賀新年 2013年 葵巳年

旧年中は、大変お世話になりました
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
2013年 富士山 
2013年の干支(えと)は
十二支と十干(じっかん)の組み合わせで60ある、その30番目になります
十干の10番目の「葵」と十二支の6番目の「巳」が組み合わさった
葵巳(みずのとみ)の年です

今年は、伊勢神宮と出雲大社の式年遷宮が重なる年でもあります
伊勢神宮は20年毎、出雲大社は60年毎の遷宮ですが
様々な事情により、今まで同年で重なった事は数回しかないそうです
そんな珍しい、貴重な年にこうやってこの世に生きている。。
その事だけでも、じーんと来るこの感動!(一人盛り上がってきました)
今年は、いい年になりそうですね!ならなければ、おかしいとまで思います!
そうなるように努力もしたいですね

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