能面展 池袋 東京芸術劇場にて

今月2月14日から17日迄、池袋 東京芸術劇場にて
長澤能面教室作品展が開催されました

私も作品を2点出品させていただきました

これは、翁という面です
長寿、福徳の神を人にの姿に表現したもので、神聖視されている。切りあごが特徴です

もう一つは山姥(やまんば)です
深山幽谷に棲む超人的な存在を強調した鬼女面「山姥」の後シテ専用面です

本阿弥光悦が作ったこの山姥の能面を見た事がきっかけで
私は、能に興味を持ち始めました

怖いけれど、少し物憂げな表情をしています

一つの能面で、複数の曲に使われる事がよくありますが
この2つの面に関しては 、面の名の通り「翁」と「山姥」でしか使われません
早く言ってしまえば、流用できないという事ですね
確かに、かなり個性的な顔ですので仕方がないですね(笑)

俳優さんでもいらっしゃいますよね、悪役しか似合わない方、逆に気弱な役しか似合わない方
時々、似合わない役をされるとインパクトがあって又それが物語の中の大事な展開に使われる事も。。

私はどちからというと、ボケ役ですね。たまにつっこみを入れようとすると
タイミングを間違ってしまい 結局、ボケになってしまったりしてます(*´д`*)
ん?なぜここでこんな恥ずかしい暴露話をしてしまっているのでしょうか

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下萌え 

お茶室のそばでふきのとうを見つけました
思わず、「美味しそう!」とすでに天ぷら調理されたふきのとうが目に浮かびましたが
ちょっと待て!と私の僅かながら潜んでいる理性が動き出し
あんなに寒かった土の下でちゃんと芽を出す準備をしていたんだ!と思うと
急に愛おしくなり、手をかける事ができなくなりました

利休居士が藤原家隆の
「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」という歌を愛していたのは
冬枯れの中、芽吹く強い命の尊さに「わび」を見たのではないでしょうか
自然の逞しさに人は時々心を打たれ、励まされる
それは、昔も今も変わらない様ですね

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コメダ珈琲  

ここ最近、コメダ珈琲が関東にかなりの勢いで進出してきておりますね
元々、愛知県名古屋市に本社があり創業者の加藤さんのご実家が米屋さんだったから
コメダ珈琲というらしいです ね 売りがモーニングサービス!

AM11時までに入店し、飲み物を頼むとトースト半切りとゆで卵がサービスで付いてくるのが素敵です
更に魅力的なのは、店内にある本棚にある新聞や雑誌の数の多さ
関西地方の喫茶店は、結構この様な形態かもしれませんね
ゆっくりしていって下さいと言われてるようでとても好感を持てます

と言いながら、画像を見てとても気になって仕方ない方にも気付いていない方にも
白状しますと、実は私は珈琲が飲めないんです(;_;)
飲む時は美味しくていいのですが、その後で体調に変化が現れます(笑)情けない。。
カフェインの作用でしょうか。なんとか、この体質を治せるものなら治したいものです
この日もここで、あたたかいミルクを飲んで帰りました

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妙心寺 

京都の妙心寺にお参りに行って参りました
妙心寺は京都駅からJR嵯峨野線で4ツ目の花園駅で下車
歩いて5分程のところにありました
京都には、なんと0番線があるんですよ!どうして0なのか気になります~

花園駅からは、数人の方が歩いている後をついていくと
目的の妙心寺に着きました(なんと他力本願な
希に、全く思った所ではなく聞いた事もない寺院に着くこともしばしば。。
そのまま、参拝。。ま、それもご縁ですね(笑)

妙心寺は臨済宗妙心寺の本山で、開創が1337年だそうです
禅寺としては、日本最大!
見所は七堂もある伽藍(三門、仏殿、法殿、寝殿、大方丈、小方丈、大庫裏)
史跡名勝に指定された庭園や国宝、重要文化財の建造物など沢山あります

これは、三門(さんもん)です↑ 宮大工さんバンザーイ!と叫びたくなるこの建造物!

そして、法堂(はっとう)の天井にある狩野探幽の雲龍図が素晴らしかったです↓

高い天井にある絵ですので、逆さになって描いたのかと思ったら
地上で描いて、天井にあげたと聞いてホッとしました。そんな事したら命懸けですよね~
(堂内は撮影禁止でしたので、パンフレットの写真を写しました)

このお寺の広大な敷地の中に46の塔頭(たっちゅう)寺院があります
塔頭とは、禅宗寺院開山した時や、住持が亡くなった後に弟子が敷地内に建てる小院の事です
ゆっくり廻っているとあっという間に時は過ぎ、朝一に着いたはずがお昼を廻っていました
京都の寺院は心の時間を止めるタイムマシーン !なんてかっこいい事を
思って浸っていても
私のお腹は、それに反してグーグー やっぱり、背に腹はかえられないと
法堂を後にすぐに昼食をとりに走った事は云うまでもありません(笑)

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笠間稲荷神社 

本日、阿佐ヶ谷の神明宮さんの日帰りバスツアーで笠間稲荷神社でご祈祷をして頂きました
ここは茨城県の笠間市にあり、日本三大稲荷の一つで創建が651年と伝えられています古ーい!!

この付近には胡桃の木が多くあり、稲荷大神さまがそこにお祀りされていたので「胡桃下稲荷」
(くるみがしたいなり)とも呼ばれるそうです

一の鳥居を超えると、両脇におきつねさんが沢山いました。ちょっと人間っぽいのがありました
よーく見るとツタンカーメンにも似ているかもと思ったり。。左足を上げていて愛嬌があります
宝珠で遊んでいるのでしようか?(とてつもなく素人感覚です。なにか意味があるのでしたらすみません)

二の鳥居を超えて、朱の鳥居、総門、絵馬殿の先に立派なこの楼門があります ↑

とても長く、周りのお庭が見えるこの廊下を進んで行きます。皆さん、キョロキョロ。

ここは、樹齢400年の藤の樹がある藤棚があり、時期になると見事な花見ができるそうです

奥に見えてくる拝殿でご祈祷となります

笠間稲荷神社の紋は農耕をイメージしたものでしょうか、稲とクワが図案化されていますね!

拝殿の中は撮影できませんでしたが、朱色の太い柱が何本もある艶やかな社殿でした

京都の伏見稲荷神社も鳥居が朱色でしたが、笠間稲荷神社の方が 赤に近い色です
ここは、焼き物も盛んで「笠間焼」として有名だそうです

帰り道に沢山陶器屋さんがありました。私もお店に入って見ておりましたが
なぜがそこで目にしたしゃもじが欲しくなり、買ってしまいました。
嬉しそうに買ったしゃもじを改めて見て あれ?全然、ここのお土産じゃないじゃない!と
気付きましたが、これもなにかのご縁。
そう!「渋谷で5時」っていう歌があるんだから「笠間でしゃもじ」があってもいいんじゃないでしょうか。
さーて、お後がよろしいようで。。 

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