古典の日

11月1日は、古典の日だそうです
紫式部日記、いわゆる「源氏物語」の冒頭のくだりが寛弘5年11月1日である事からだそうですね
紫式部は藤原宣孝と結婚されて娘を一人生んだ後
長保3(1001)年に夫と死別した後『源氏物語』を書き始めたといわれております
酸いも甘いも噛み分けた熟女の織りなす文学といえるのでしょうか。。

そんな紫式部に会いたいと思い、お墓に参りに行きました
京都の堀川通りにある島津製作所紫野工場内にいらっしゃいました

思ったより、とてもひっそりとお休みになっておられてびっくりしました
入口も気が付かずに通り過ぎるところでした

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啐啄(そったく)

前回、たまごの話題だったのですがそれにちなんで一つ小話を・・・
「そったく」という言葉 についてですが

たまごの中のヒナがかえろうと内側からつついて割ろうとする時を 「啐」(そつ)
親鳥が外からつつく事を「啄」(たく)と言います

禅語の解釈では
師と修行者の呼吸がぴったり合う事を言います
まさに、修行者が悟りを開こうとする時に師匠が阿吽の呼吸で手助けする事だそうです
絶妙なタイミングが肝心だという事ですね
そう言えば
卒業式で定番だった「仰げば尊し」という唄
最初の「わが師の恩」というところぐっときてました。
最近、卒業式で歌わないですね
今の自分があるのも(まだヒナですが)沢山の師が優しく、時には厳しく
指導してくださったお蔭だと心から感謝する今日この頃です。

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双子のたまご

長い夏も終わり、秋も深まる今日この頃ですが、なんとなく心細く
意味もなく寂しい気持ちになるのは何故でしょうか??
ひょっとして、それは私だけ?でしょうか。。
そんな日常の中で、ほのぼのとした事がありましたので報告を!普通に割ったたまごの中身が仲良く並んだ双子のたまごだったのです
昔はよく見かけましたが今はめったに無いですね
これがどうした?と思うでしょうが、私にはほんのり嬉しい 瞬間でした

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宇佐八幡さまのお祭り (四国・高松にて)

実家(高松)に帰省してまいりました
氏神さまである宇佐八幡さまのお祭りをぜひ見たいと思ったからです
 五穀豊穣のお祭りですが、神様が通る前に厄払いのための獅子舞をします

これがとても、にぎやかでいいんです
笛と太鼓に合わせて舞う獅子は怖いようで、愛嬌もあって
幼少の頃の私には「かっこいい!」という印象でした
いつか、あの獅子舞をしたいと思っていましたが、残念ながら男性しかできないと知って
大層、残念がったのを覚えています
今は、女性でもできる様ですが、今回は見るだけで大満足でした
感激して涙がでてきました
日中は、地元の各家を廻って 最後には八幡様に大集結します
日本に伝わるお祭りも後継者の問題で年々減少しているといいます
地域の関わり合いの場でもあるこういう行事を絶やしたくないですね

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曼珠沙華 まんじゅしゃげ

今年は、言わずもがな長ーい猛暑でした
その為、秋が忍び足で到来した感じですが
秋を突然感じて慌てて出てきた植物も多いようです
お稽古場の近くに咲いていました
白い曼珠沙華! 珍しいので撮ってみました
この花は、除虫菊と同じアルカロイドという毒を持つ植物で
誤食してしまうと死に至る事もあるようですよ
別名を「ヒガンバナ」と言います 
お彼岸の頃に咲くのでこの名前が付いたといいますが
今年はお彼岸に間に合わなかったから
悲願花 (ひがんばな)

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