大覚寺 (旧嵯峨御所大覚寺門跡)

「いけばな嵯峨御流」の家元でもある大覚寺に行って参りました
ここは 空海が作った五大明王の中の不動明王をご本尊とする嵯峨天皇ゆかりのお寺です
空海が広めた真言密教での寺院では「護摩焚き」(ごまたき)をする事で有名ですが
「護摩」とは、サンスクリット語の(ホーマ)から来ていて「焚く」「燃やす」という意味だそうです
「護摩焚き」とは、細長い薪木に火をつけ燃やし、その炎の中にお供物を投げ入れる行事です

小さい頃 私は「胡麻を炊く」と勘違いしていました(笑)
胡麻の香ばしい香りまでも想像して出向くのですが
焦げた匂いしかしないのでおかしいなと思っていました
大覚寺の門をくぐると、平安時代にタイムスリップした様な空間が広がります
よく、時代劇のドラマや映画に使われるのもうなずけます!

境内の東にある大沢池は、周囲が一キロの日本最古の庭苑地で、ほとりには茶室「望雲亭」があります
蓮が咲いていたのですが、写真でははっきり写ってないのが残念です
写経も有名で、多くの方が熱心に般若心経を浄写し、奉納されていました
元々は、嵯峨天皇の離宮だったのがお寺に改められたというのですから立派なはずですね
※ちなみに「胡麻」ではなく「護摩」だと知ったのは、あまり遠くない過去だという事はここだけの秘密です

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