お花祭 (灌仏会)実施報告

予てから予告しておりました「お花祭」をいたしました

花御堂の中にたらいに入った誕生仏に杓で甘茶をかけてお祝いいたしました 
甘茶自体、珍しいので興味のある方には試飲して頂きました
感想は、「(・∀・)あまーーい」けど「あれ?変・・・」
飲んだ後からジワジワ来るあの甘味、舌にピリピリ来る刺激がなんとも変わったお茶です
甘茶はガクアジサイによく似た花で、その若い葉っぱを蒸して乾燥させたものです
それを、煎じるのです
アジサイでは、ダメなのかしら?と少し思いますが・・・
お砂糖の何倍も甘く感じるので、糖尿病患者の飲み物として使われるそうですよ


今回は、京都の西本願寺前、山本亀太郎商店にて買い求めました
余談ですが

「おしゃかになる」という言葉はダメにするとか失敗してものを壊したという意味をしめしますが
この灌仏会が行われる4月8日に関係すると言われています

江戸の鍛冶屋さんが仏像を作る際に火が強くて、失敗した事で
江戸っ子弁で 「火が強かった」を「しがつよっかった」で「四月八日」
(ちょっと無理がありますが。。)
となり、「お釈迦になる」となったそうですよ
お釈迦になっちゃいけないような言い方ですので、昔、私はこれを死んで天に召されるからだと誤認識しておりました((笑)

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