この葉っぱ、梶の葉(かじのは)という植物です
生け花として七夕様をしてみました
この梶の葉は、京都の冷泉家で七夕の行事として行う乞巧奠(きっこうでん)という儀式に使われるものです
昔は、この葉っぱにこの様に唄を書いて愉しんだといわれています
とても特徴のある葉っぱなので、一度見ると忘れないのですが
とても良く似た葉っぱはあるのですが、なかなかほんものは見つからないんですよ
この梶の葉に昔の歌を書きました。
天の川遠き渡りにあらねども君が舟出は年にこそ待て 柿本人麻呂
意味は、天の川はそれほど遠い渡し場という訳ではないがあなたの船出は年に一度なので待っています
七夕に相応しいせつない歌ですね