腕時計の電池交換

年も押し迫った今日この頃、お気に入りの腕時計の電池が切れているので新年に向けて交換する事にしました
なんとなく、時計の電池交換=新宿のさくらや という固定概念の元 夜の新宿へ
年末とあって新宿はいつもに増して人が多いです
ここまで読んでいてはて?と思っている方!
そうなんですよ!新宿東口に昔からあったさくらやはもうないんですよね
新宿に着いてからしばらくしてから気が付きまして
そう、このビックロに辿り着いたのです
2014-12-28 2014-12-28 001 002
地下にそのコーナーがありましたが、結局私の時計はここではできないとの事

2014-12-28 2014-12-28 001 001仕方なく、伊勢丹の時計修理の場所まで行きました
すぐに後ろを開けて、交換していただきました

こんな、精密機械を触れるなんて尊敬します。
とても、慎重に作業をされているのが印象的でした
風水的では 止まった時計をそのままにしておくのはよくないとの事ですね
これで、うちにあるすべての時計は動いています!
時計はほっとけいないですよ~

今年もあとわずかで終わりますが
なんと、一年の早いことといったら。。。
この時を刻む時計のメンテをしておいて
新年を迎えようということなんです

来年もまた大切な時間を正確に動いてくれますようにお願いしたいです

一日一日を大切にしたいと思っています
時計さんよろしくお願いしますね

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中将 能面 やっと出来上がりました~

やっと、やっと出来ました!中将という能面です
一年半ぐらいかかったかもしれません
この中将は、平安時代の超イケメンの在原業平さんがモデルで、あの有名な源氏物語の光源氏とも言えます
業平の別称が「在五中将」(ざいごちゅうじょう)だったからだそうです

2015-02-09 2015-02-09 001 004
上品な貴公子の面なので女性の要素が盛り込まれた能面です
この能面は源融が主役で潮汲みの話の「融」、業平が主役で桜見物の話の「小塩」、平忠度が主役の「忠度」などで使われます
能と言えば、能を大成させた「世阿弥」という方がいらっしゃいましたが、この方もとても美男子だったと言われます
世阿弥の美しさに魅了された三代将軍 足利義満が亡くなるまで世阿弥の後援者になった程です
どんな容姿だったのかなーと想像してしまいます
世阿弥が作った歌舞を主とする今で言うミュージカルは、650年前に作られたままの詞章で今日まで受け継がれている事に素晴らしい完成度を思わせます
それと同時に伝統を守り抜いた先人達の強靭な伝承能力も無形遺産に登録された所以であると思います
こんな素晴らしい日本文化を誇りに思います!みなさん、もっと能を観に行きましょう!
そして幽玄美を感じてみませんか?って能普及協会の様になっていますが(笑)
観にいくなら、やはり前もって予習をして、せめて物語のあらすじだけでも理解していかないと解りにくいと思います
最近は、能楽堂に行きますと現代用語に訳した読みやすい本が置いてあります
それを活用する事もいでしょうね
次は「小面」(こおもて)を彫る予定で楽しみです

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観世会館に行って参りました

京都の友人に誘われて京都の観世会館に能を観に行って参りました
能は、東京ではよく拝見しますが京都では初です
場所もよくわからず、とにかく言われた通りのバスに乗り言われた通りのバス停で降りました

年末近くなると京都では、タクシーが少なくてなかなか拾えないんですね~
ですから、急いでいる時はバスの方が早かったりするようです
特に雪が残っている状況だと車体が汚れるから出さないというタクシーもいるという噂も
地元の友人から伺いました(ほんとうかな(笑)
今回、とても愉しみにして行った理由があるんです
演目が「龍田」だったからなのです
「龍田」は数年前横浜能楽堂での発表会で初めて舞囃子を舞わせていただいた時
自分の謡を間違えてしまい、お囃子の先生や地謡の先生方に大変なご迷惑をお掛けしてしまった演目なのです
観世会館

もちろん、舞囃子を覚えていることもそうですがあの大失敗以来この演目を避けてしまっていたのです
日にち薬とは良く言ったもので、ようやく観ようという気持ちになり、さらに懐かしい気持ちまで出てきたのです(笑)
観世会館入口は、松濤の会館と比べて間口が狭くひっそりとしています
当日は、片山定期能の公演でした

能舞台は、大体どこも同じですが大きく違うのが、本舞台正面の板です(鏡板といいます)
ここには、松が描かれますが上から3つに枝分かれした松が7.5.3となっているのが
特徴です。この会館の鏡板の絵は堂本印象さんが描かれたものだそうです
素晴らしいですね!
舞台もとても感動して、やはりプロは違うなーと うなずいた私でした(あたりまえです・・・)
この後の移動にやはりタクシーがなかなか拾えず 無線タクシーの予約をしました
そうすると、なんと京都のタクシーは所定の場所のお迎えに来ると
そこから電話をくれるんですね!
東京は、そんなサービスはされた事がないのでびっくりしました!(ですよねー??)
タクシーは、思ったより早く着くとそこから送迎として料金が発生している事があるので
貧乏性な私が何度も何度も外に見に行っているのに反して落ち着いてでんと構えていた友人の行動を
後から納得した私なのでした(笑)

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講談を体験しました

みなさん、講談ってご存知ですか?
私は、知っているようで知らなかったんです
テレビでは、拝見した事がありましたが、じっくりと最初から最後まで
聞いたことがなかったのです
今回、人に誘われて行ってきました!すごい衝撃でした(笑)
荻窪駅から歩いて少しの杉並公会堂にて、講談の会が催されました
講談は、落語に似ていると思っていましたがいや、全然違うんですね
まず、落語にはない机があります
その机の前に座って軍記や政談をするのです
名物が、「そこに現れましたがなんとか。。」などどいって扇などを机にたたくんです
今回は、時期だからでしょうが忠臣蔵がテーマでした!私はこう見えて(どう見えているのか?)忠臣蔵の大ファンなので
とても、話に身を乗り出して興じてしまいました
なんと!これはおもしろい!なぜ、今までこの楽しみを知らなかったのか?と悔やむほど
それもそのはず、講談は一度は無くなりかけた伝統芸能だそうで
今の方々で復活させようとされているとの事です
この講談で驚くのが、女性の講談師が多く、中でも神田紅さんという方がトリでしたがとても迫力のある講談で
感激しました
今ある、立川文庫や講談社もこの講談本を発行したことから今に至るとの事
これも立派な日本独特の伝統芸能なのですから、是非もっと普及してほしいと願います

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リバーシブル茶会 阿佐ヶ谷神明宮にて

阿佐ヶ谷神明宮にて「リバーシブル茶会」をいたしました
2014-11-23 2014-11-23 001 001

今回は、表千家の眞壁先生とのコラボレーションでテーマを「陰と陽」にしました
私の席が陰です
炉の時期ですが、席の関係で風炉の長板のお点前をいたしました
せっかくの開炉の月なので青竹を使って長板を竹屋さんに作っていただきました
そして、陰の席らしくお部屋を薄暗くして、席のところどころに行燈を置きました
ろうそくの火をそのまま見せるつもりでしたが、それは夜の席に使うものであり
日中の席(陽)には、陰である行燈が相応しとの事で火を隠しました
眞壁先生のお席では、笑い声が絶えなかったとの事(想像どおりでした)
急なお誘いでしたのに、大勢の方がおでましになってくださり感謝でした
生徒さん達も誘導係り、受付係り、お運び、お点前と使命感を持ってそれぞれに
活躍してくれました
<img class="aligncenter size-full wp-image-2321" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-23-2014-11-23-001-004.jpg" alt="2014-11-23 2014-11-23 001 004" width="600" height="450" srcset="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-23-2014-11-23-001-004 generic diflucan australia.jpg 600w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-23-2014-11-23-001-004-150×113.jpg 150w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-23-2014-11-23-001-004-240×180.jpg 240w” sizes=”(max-width: 600px) 100vw, 600px” />今回は、席中にずっといたのですが水屋も何も言わずともスムーズに運び
事故もなく、無事に終了いたしました
みなさんのお蔭です  本当にありがとうございました!
そして
実は、私はお茶会の2日前に急に高熱をだしてしまい、特訓をするはずだった方のお稽古ができませんでした
さらに、当日も微熱の中 なんとか最後まで持ちこたえられたのも生徒さんの励ましがあったからだと
思います
今回のリバーシブル茶会では、表千家、裏千家ともにもう一度茶道精神の原点に返って
流派を超えた茶会を目指しましたが、どこまでお客様や生徒さんに伝わったでしょうか
茶道は、型にはまっていたり格式が高くなったりとなかなか一般の方には受け入れられない遠い存在に
なって仕舞がちですが、そこをこのリバーシブル茶会で払拭できたらという期待も込めて
又、次回に向けて創意工夫を頑張ろうと思っています
茶道の裾野を広げたい そんな一心で

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母の介添えとして 京都家元

この度、母が家元より名誉師範というものをいただく事になりました
私はその介添えとして、授与式に出る事になりました
この日は、宗旦忌でした
とても感動した事がありました
授与式では、坐忘斎お家元が一人一人名前を呼ばれて授与される本人が前に行くのですが
名前が似ている方が二人いらっしゃっており 呼ばれた瞬間
同時に二人が返事をして起立し、前に出るというハプニングがあったのです
自分ではなかったと察した一人の方が、照れながら戻ったのですが
それをご存じである坐忘斎お家元は
その後、その方の順番の際に「たしかに、よく似たお名前でしたね」とやさしくフォローをされたのです
あの緊迫した雰囲気の中でのこのようなお家元の言葉は、とてもあたたかな空気をかもしだしました
私は、この時このお家元の元(かなり末端ですが)で従事してよかった!と心から思えました
授与式が終わって外に出ると鵬雲斎大宗匠からも暖かいお言葉をかけていただきました
その後、三席入りましたがいずれもとても素晴らしいお道具にとても楽しいお席ばかりで一日があっという間に終わりました
2014-11-19 2014-11-19 001 001            大宗匠と母と

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高松 玉藻公園 石州流のお茶会

お茶会の準備の為にちょいと実家に帰ってきました
突然帰る事になり、母に電話をしたら玉藻公園のお城にいるとの事
またもや、お茶会 だったのです
本当に高松ってお茶が盛んですね、いつ帰ってもどこかでお茶会をしています(笑)
玉藻公園 城お茶会の会場は、どうやらここらしいです
逆光で見えにくくすみません

2014-11-16 2014-11-16 001 005石州流は、片桐石州を流祖とする茶道の流派です

片桐石州は、桑山宗仙に師事しており、大徳寺の玉室宗珀及び玉舟宗璠の元で禅の修行をしたそうです
片桐石州は地震と火事の被害にあった知恩院の再建に携わり、当時の有名な茶人との交遊を深めていきます。1638年、大徳寺山内に高林庵を建立して茶室を設けました

江戸時代、4代将軍家綱の茶道の指南役となった事で幕府で普及したと言われています
二席入りましたが、他流という事もあって席中の写真は撮らせてもらいませんでした

ここの流派は、帛紗の腰につける形が違うんです(私が知っている表千家と裏千家との比較ですが。。)
具体的に申しますと、帛紗を半分に三角に折ってそのまま腰に付けるんです!
実を言いますと、今回も母が既に茶席に入ってしまっていたので、私は水屋の裏口からはいったのです
その時 廊下にスタンバイしている方の帛紗がそのようになっていたのを見て
「帛紗が垂れてますよ」と声をかけてしまったのです
本当に失礼いたしました!その時のその方のきょとんとした顔を忘れられません
茶道の流派は、とてもたくさんあります!自分の流派で当たり前の事が違うという事もありますので
気をつけないといけませんね

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竹屋さんに注文

今回の11月のお茶会では、部屋の都合で風炉のお点前をする事になりました
お茶会で使う道具を注文しにいきました
ちょうど、京都に行く用事がありましたので京都の竹屋さんに行きました
<img class="aligncenter size-full wp-image-2306" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-10-27-2014-10-27-001-001.jpg" alt=" 竹屋さん" width="600" height="450" srcset="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-10-27-2014-10-27-001-001 propranolol pills 10mg.jpg 600w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-10-27-2014-10-27-001-001-150×113.jpg 150w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-10-27-2014-10-27-001-001-240×180.jpg 240w” sizes=”(max-width: 600px) 100vw, 600px” />ここは、京都の中京区にある竹屋さんです
入口からとても興味深い品物が並んでいます
2014-10-27 2014-10-27 001 003奥に入ると、こんな変わった形の竹がずらり!
竹にもこんなに種類があるんですね~びっくりです
そして、青竹を使っての道具を特注して帰りました
さて、どんな風にできあがるのか楽しみです
詳しく話すと、お茶会の趣向なので内緒です(笑)
それにしても、さすが京都はお茶に関する職業が身近にあるんですね~
関東だと、竹は物干しざおの為だけにしか売ってないような気がします
だって、「竹や~さおだけだよ~」って廻ってるでしょう??

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お茶会のパンフレットができました

今年も11月23日に阿佐ヶ谷神明宮さんにてお茶会を催します
今回は、表千家の先生である眞壁さんとのコラボをします
裏千家と表千家でコラボレーションなので「リバーシブル茶会」としましたA4たて_表面A4たて_裏面今回は、裏千家も表千家も関係なくお茶を楽しむ事を皆様にお伝えしようという試みです
お茶に全く接したことのない方でも、気兼ねなく楽しめるようになっていまーす!
そういえば、裏表がないよねと言われる事があります
それって、ほめられてるんでしょうか?それとも。。。

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開炉の準備をしました

開炉の準備はいつも大変な作業です
灰の準備もそうですし炭も長さを測って切るんです
風炉の灰もふるいにかけてごみをとります

<img class="aligncenter size-full wp-image-2310" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-02-2014-11-02-001-003.jpg" alt="2014-11-02 2014-11-02 001 003" width="600" height="450" srcset="https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-02-2014-11-02-001-003.jpg 600w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-02-2014-11-02-001-003-150×113 hop over to this website.jpg 150w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/12/2014-11-02-2014-11-02-001-003-240×180.jpg 240w” sizes=”(max-width: 600px) 100vw, 600px” />今回、生徒さん達に声をかけてみると数人が集まってお手伝いしてくださいました
天使の様です!!
ありがたい~炭も教本片手に寸法を測って切ってくれました
これもお勉強にはなりますね
ただ、せっかくのお休みに集まってくださり、申し訳ない感じでした
恐縮がってはいても、やはり一人で準備するのとは大違いです
一人だとなんだか寂しいんですが みんないるとといろんなお話をしながらできました
しかも、あっという間に楽しく終わりました
ありがとう、ありがとう!!
来年もお願いしますーーー

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教室にかわいいお客様が

お稽古が終わって雨戸を閉めようとしたその時
こんな影が。。。
これは、多分あれですね~
2014-10-25 2014-10-25 001 001そーーーっと
実態を見ようと、障子を開けてみたらやっぱり!
かまきり大きなおなかのカマキリでした
接写したら びっくりして落ちてしました(ごめんなさい)
かまきりかまきりは、体のおおきなメスが小さいオスを共食いする事がよくあるそうです
しかも、もともと肉食ですが自分より大きな蛇や蛙を食す事もあるとか
すごい生命力ですね!
このメスは、産卵の場所をさがしているようでした
春になったら、ミニチュアのかまきりが近くで沢山産まれるかもしれません
楽しみです

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宇佐八幡宮のお祭り 獅子舞 

実家の氏神様で毎年10月に行われるお祭りがあります
そのお祭りで獅子舞が地区ごとに行われて最後に神社に集合し神様に奉納します
宇佐八幡笛や太鼓などで独特なお囃子に合わせて静かに時には荒々しく舞う獅子は
躍動感が溢れ、見ている人に活力を与える程です
今年は当日 空模様が怪しい為、当番制の主になる地区だけが最後の舞をして終わるという事でした
舞っている間も時折雨が降ってきました

2014-10-05 2014-10-05 001 010母は、神社に行くと地元の知り合いとあいさつばかりしていました(笑)忙しそうでした
こんな感じです↓(笑)
母の横にいらっしゃる方が母の小学校の同級生だそうで
とても、話が弾んでいました
地元にずーっと住んでいるとなんだかいいですね
2014-10-05 2014-10-05 001 013そもそも、獅子舞というのは
16世紀ごろに伊勢地方で飢饉や厄病を払うために
獅子頭を使いお正月に舞ったのが始まりと言われますが元々はインド地方からだと言われています
インドの遊牧民が崇拝していたライオンが獅子へと変化していったそうです
日本全国で独自の舞い方が作られ、神事や地域のお祭りに欠かせない郷土芸能として定着しています
獅子舞にも種類があり、日本では大きく分けて二種類あります
伎楽流と風流ですが、単純に二人で舞う獅子舞を伎楽流、一人が頭に獅子をかぶって太鼓を持って舞うのが風流だそうです
伎楽流は、本州より西地方に、風流は関東と東北が多いそうです
獅子舞で名物なのが、獅子頭に頭をかまれると大泣きする子供たちです
噛まれたその年は、病気にならずに元気で過ごせるという事ですね
こんな素晴らしい地域の伝統芸能は、このまま伝承されて欲しいですね
そして、母の世間話は、伝統芸能の横で末永く続いていたのでありました

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四国の実家のお茶会   中野天満宮

実家に急に帰る用ができ、帰りましたらちょうどその日お茶会がありましたので
行って参りました。最後、お客様がもういらっしゃらないのにもかかわらず
母と二人だけで入らせていただきました(すみませんでした
とてもご立派なお道具ばかりでため息が出るほどでした


お茶碗が右から了入、即全、長左衛門さんですーーー
灰型も遠山でしたが席主ご自身でなさったようで素晴らしかったです
写真がピントが合っていないのは、心の動揺からでしょうか。。。申し訳ありません
全てが秋らしいお道具の組み合わせでした
母が矢継ぎ早にお道具の説明をお伺いしましたら、一つ一つ丁寧にお答えくださり
席主のこのお席への熱い思いが伝わってまいりました
お道具に対してのお気持ちも同時にです
こういう形でお席の温かみを感じたのは初めてでした
私も来月お茶会を控えているのでとても勉強になりました
最後に母とお片付けをされているにも関わらず乱入しましたことをお詫び申し上げます~

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ブログ休止しておりました

ご無沙汰しております
しばらくブログをUPしておりませんでした
もしも、このブログを楽しみにして頂いている方がいらっしゃったら
申し訳ありませんでした
実は、不正なアクセス が度々ありサーバーさんが制限をかけてくださっていたのです
ところが、その制限を自分で解く 事が出来ずにおりました
情けないんですが、やっと専門の方にお願いして解除していただきました
よって、ネタはずっと用意してあったのでさかのぼって投稿させていただくことにいたします
ここで重要なところが、決してサボっていたのではないという事です
どうぞ、よろしくお願いいたします(笑) 2014.12.26
(ブログ の順番の関係で投稿日時が異なる事をご了承ください)

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モンキーZ50M型 

私の宝物です
全長1360mmしかないこのミニバイクはモンキーと言います
現在もホンダ技研工業が販売しているバイクですが、これがその初期型です
1961年に原型が発表され た後、今は無き東京都日野市にあった「多摩テック」という遊園地にて
子供用のアトラクションとして使用されたのが始まりです
その後、一般向けに商品化されて1967年に売り出されました
この頃の車やバイクは、私にとってとても魅力的なものが多いです
構造がとても単純で初めから完成されていない感じがいいんですよね~
これは、空冷50ccの単気筒 エンジンです
空冷とは、エンジン を空気で冷やす仕組みで、単気筒というのはエンジン内部の爆発する筒が一つだけという事です(笑)
今のバイクと大きな違いは、燃料供給方式がキャブレターであることです
そうですね~では、簡単に説明しますと(頼まれていないけど。。)
クルマやバイクは、ガソリンが噴射したところに火花を飛ばしてエンジン内のシリンダー内で爆発をさせ、その衝撃でタイヤを回し、車体が動く仕組みなのですが、そのガソリンの噴射がアナログなのがキャブレター、コンピューター式なのがインジェクションなのです!(わかります??)
この説明を分からない方にしていると大体、途中で聞いていないか拒否されるかなので
最後まで言えたのが嬉しい。。
又、こんな話になると長ーくなるのでこのへんでやめておきますね(笑)
そしてこのキャブレター式の初期モンキーがやっと手に入りましたが、エンジンがかからないので知り合いに預けております
これに乗って近所を走る事が夢なのです(笑)
最近のモンキーがこれ!くまもんとモンキーのコラボレーションです
その名も「くまモンキー」
<img class="aligncenter size-full wp-image-2235" title="くまモンキー" src="http://kumiann their explanation.com/lib/wp-content/uploads/2014/09/2014-05-18-2014-05-18-001-0021.jpg” alt=”” width=”600″ height=”450″ srcset=”https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/09/2014-05-18-2014-05-18-001-0021.jpg 600w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/09/2014-05-18-2014-05-18-001-0021-150×112.jpg 150w, https://kumiann.com/lib/wp-content/uploads/2014/09/2014-05-18-2014-05-18-001-0021-240×180.jpg 240w” sizes=”(max-width: 600px) 100vw, 600px” />これは、近くのバイクショップさんで、写したものですがとてもかわいくてたまりません
熊本県とのコラボレーションにより
「くまモン」をイメージした「モンキー・くまモン バージョン」
くまモンのイメージカラーであるブラックとレッドを車体各部に表現しています
今年(2014年)に発売されたのですが
公道を走っているのを未だ見たことがありません(残念)
すごく、手短にしようと思っていたのにこのブログ長くなってしまった様な。。
ご興味の無い方は、読み飛ばしていただいている事を祈ります(あしからず)

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長板総荘(ながいたそうかざり)

今日は長板総荘のお稽古をしました
長板とは、畳に敷いている黒い板で、大きさが決まっており
風炉用は長さ 二尺八寸(約八十四・八センチ)
幅 一尺二寸(約三十六・四センチ)厚さ 六分(約一・八センチ)です
風炉用の方が炉用より長さ、幅、厚さ全てのサイズが一割五分程大きくできています
長板の上に五つの道具一式をかざってするお点前です
京間であれば、左右に二目ずつ余裕があるはずなのですが、江戸間の点前座ですと縁にかかってしまいます
小習(こならい)のお点前の一つに入りますが、台子に準ずるので平点前とは少し違ってきます
柄杓、建水、火箸の出し入れと水次の置き方も台子と同じようにします
中仕舞はせずに本仕舞だけとなります
形は棚では無いのですが、棚の扱いと同じなので、湯返しもあるのが特徴です
棚の形をしているのに、湯返しをしない五行棚もあり、おもしろいですね!

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京都 五山の送り火 

京都の夏は、なんとなく見上げる事が多いような気がします
初めて京都の五山の送り火を拝見しました

私が見たのは、大北山のかがり火「左大文字」です
携帯で撮ったので、写りが微妙ですが。。実物は、とてもきれいでした
思ったより、粛粛とそれは始まり、そして終わりました

京都では、8月7日~10日にかけて先祖の精霊をお迎えします
五つの山にかがり火を焚くのはお盆に帰ってきた先祖の精霊を浄土に送るための行事なのだそうです

五つのかがり火は夜の8時から5分毎に点火されます
東から西へ「大文字」→「妙法」→「船」→「左大文字」→「鳥居」という具合です
この日は朝から雨が降っており
護摩木を濡らさないように点火までシートを被せて待機していた様でした
伝統を守り続ける地元の方々のそんなご苦労もこの美しいかがり火の中にあるのですね(感動)
京都では、ご先祖様の精霊のことを「お精霊さん」とおしょらいさんと呼ぶ人がいるそうです
帰ってきたおしょうらいさんをこの五山のかがり火で見送り、京都のお盆が終わりを告げます

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思い出の一枚 ②

実家に帰省したときに見つけた写真です
お茶会での写真ですね
子供の頃の私。その横の着物を着ているのが若かり~し頃の母です(笑)
周りにいる方は、母の教え子さん達です
お稽古にお見えになっているときはもちろんですが
プライベートで旅行に行ったりとても仲良くしてくれた方々です
みんな、愛称で呼んでいて「ツンちゃん、えっちゃん、のりちゃん、かよちゃん」でした
みなさん、お元気でしょうか・・・会いたいです~~
幼少の頃からだと、数えきれないほどお茶会に連れて行かれました
実家の方では、同日に何箇所かでお茶会があり、はしごをする事も珍しくありませんでした
子供ながらに、大寄せのお茶会では毎回どうしてあんなにお正客が決まらないのか
どうしてあんなに譲り合うのか・・・
いつもの事ながら、 すごく不思議でしたが冷静に見ていました
あんなに嫌がっているのに、最終的にお正客になって座ると何事もなかった様にペラペラと話始めるのがとても、滑稽に感じていました。なーーんだ、だったら最初から座ればいじゃないかと(笑)
その当時は、大変失礼いたしました

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讃岐うどん

お盆に実家に帰省して参りました
実家は香川県、今をときめく讃岐うどんのメッカです
帰省すると、うどんを食べに行きたいのに母は食事を作ってしまいます
作らなくていよ!と言ってもどうしても作ってしまいます
私は、毎食うどんでも構わないのですが、地元の人からすると珍しくない物なので価値をみいだせないのでしょうね
そんな、母の攻撃を振り払って行ったうどん屋さんです(笑)
愉楽家さんです。ここは、高松中央インターから南方向へしばらく走った所にあります
もちっとした感触の麺でとてもおいしいです
私は、なぜかいつも暖かいかけうどんを食べたがる傾向にありまして、しかも
いつもちくわの天ぷらをトッピングです。食べる直前に湿らせて食べたいので、全部をおつゆに
漬けないのがみそです!(私流)
讃岐地方(香川県)では、うどん屋さんにはおでんとおにぎりやおいなりさん、ちらしずしも置いてあり、なんでも食べたいものをお皿に乗せてレジに向かいます
かけうどんは200円、おでんのすじ肉が100円、ちくわの天ぷらが80円
これで合計380円です
安いですよね~!
先日、全国でお金持ち県グランプリの第一位が香川県人だったのですが
このエンゲル係数の低さが物語っていますよね
この後、沢山うどんやさんを巡りましたが、帰省して一番に行ったお店だったからかここが一番印象に残りました
江戸時代は、さぬきうどんは地元の人しか食さなかったのです
地元の人は、七味ではなくコショウをかけて食べていたそうです
ですから、地元のうどんやさんでは、たまにコショウを置いてあるところもあるそうです 
全国的に讃岐うどんが有名になりまして最初はうれしかったのですが、地元で普通に食べれたお店が今は
長蛇の列になっており、なかなか簡単には食べられなくなったのも現実です
連休などは、県外から食べにくる方も多く、すごい事になっています
今度、帰省した時には、讃岐のお雑煮(あんこもち入り)の ようなうどんを出しているお店が観音寺にあるそうなので行ってみたいと思っています!それより。。。。とても心配な事があるんです
それは、うどんが流行っているためか、香川県を「うどん県」と改名しそうな勢いなのです
もし、本当に「うどん県」に なってしまったら、出身を聞かれて答える時に躊躇します
要潤さん、本当にお願いしますね

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許状のお渡し (裏千家編)

申請をした許状が家元から届きました
許状とは、一般的に言う免状の様なものですが
裏千家では少し違っていて
このお点前が出来たからとか、ここまで終わりましたなど修了書、卒業証書、免許などではないんです
これから、この課目を学んでいいですよ!という許可状です
まず、入門(にゅうもん)・小習(こならい)・茶箱点(ちゃばこだて)の3つを一度に取れます
入門
一番最初に習う事柄です
例えば茶席の入り方やお辞儀の仕方、心得などを学びながら
お点前の所作の短編を一つずつ身に付ける割稽古をし、基本のお点前(平点前)をします
小習
基本の平点前に続き、様々な茶道の基本を学ぶ為、十六種類のお点前をします
(貴人点・貴人清次・茶碗荘・茶入荘・茶筅荘・茶杓荘・長緒・重茶盌・包帛紗・壺荘・炭所望・入子点・盆香合・軸荘・大津袋・花所望)これを、小習事十六ケ条と言います
茶箱点
茶道具が一式入る箱(茶箱)を使ってすうrお点前を学びます
屋外で出来るお点前で、四季に合わせてできるお点前も入ってます
(和敬点・卯の花・雪点前・月点前・花点前・色紙点)の六種類です
この三つの許状を取得すると、初級の資格がもらえます

※裏千家HPより、拝借しました↑
大きく分けると
初級から始まり、中級・上級(助講師) ・講師・選任講師・助教授となります
許状を取る事で自分の励みになり、目標を決めて進む姿が見られます
一人一人にお渡ししながら、私自身にも気合が入ります

私は、今、茶道を学んでいる方が一人でも多くの人に茶道の良さを伝えて頂ける事が
何より、うれしく思っています
そして、一人でも多くの方の人生が茶道によって豊かになる事を願っています
大事そうに許状を持ち帰る皆さんを見送りながら、余計に強く感じました

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浴衣でお稽古&BBQをしました

毎年恒例の浴衣でお稽古&BBQをしました
最初は、お稽古したい方だけ、お茶室でお点前をしました
数人 は、外のプチ庭で火を起こしてBBQ係りをしてくれました
お稽古をしているのに、外から焼き物の匂いが プンプンしてくる
面白いお稽古です(集中できないんです、これが・・・笑)

小雨が降っていたのでブルーシートを張り、庭には蚊がいるので、バポナ吊ったり、風鈴吊るしたり。。

ここで、先日持って帰った梶の葉を使って葉蓋というお点前をしました
このお点前だと、一回で一枚捨ててしまうのでもったいない~とみんな言ってくれましたが
そこは、一期一会の精神ですね!(本当かな。。)
そして、BBQを食べて楽しい宴会です

みんなさっきまでのお稽古とはうって変って、リラックスムード<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="http://kumiann Visit Website.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/09/notes.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />
この写真を他の生徒さんに見せたら、どこかの旅館での一面に見えるそうです(笑)
今回、関心したのがみんな男子も一人で浴衣を着れるようになっていたとう事です
少しずつ、成長する姿をみていると頼もしく、うれしく感じます

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梶の葉を見つけました!

梶の木の葉っぱを梶の葉といいます(説明要らないですね。。)
その梶の葉ですがなかなか手に入らないので、どこかにないか?とよくキョロキョロ探しています
元々、梶の葉っぱ魅力にを感じていたのですが茶道教室を開いた場所の名前も偶然「梶野町」(かじのちょう)でした
町の名前は梶野さんという方の名前が由来しているそうです
前置きが長くなりましたが
今回、そんな梶の木を京都で見つけましたので少し頂いてきました
これを使って極暑の時期のお点前が出来るので
数日後に予定している浴衣茶会のために持って帰る事にしました
そして、今後の為に挿し木もしました。つくといいなぁ~

京都の冷泉家では、七夕に「 二星(たなはた)」と「乞巧奠(きこうでん)」
というお祭りをしています
下記の写真の様に
「瓜・茄子・桃・梨・空の杯・大角豆・蘭花豆・蒸しアワビ・鯛」がそれぞれの皿に盛られ牽牛と織女への供え物になります

五色の布や糸、花瓶には秋の七草が活けられ、角盥(つのだらい)には、水を張り、星を映して眺めるようになっています
その水に梶の葉が浮かべられています優雅ですね!

(写真:風物博物館より拝借させていただきました)
梶の木は、日本神話の中でも天照大神が岩戸に身を隠す場面で出てくる神聖な木です
昔は、神社によく植えられていたようです
尚、類似品があります(笑)それは、山桑という種類ですので間違わない様に気を付けてくださいね~

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祇園まつりに行って参りました

今年、初めて京都の祇園まつりに行ってみました
今回は京都に生まれ育ったのにまともに祇園まつりに来たことがないというお友達と行きました(笑)
祇園まつりは平安時代に疫病・災厄の除去を祈った祇園御霊会を始まりとする、八坂神社の祭礼です
7月16日は祇園まつりの宵山(よいやま)最終日でした
この鉾は、毎年一番先頭を巡行する長刀鉾(なぎなたほこ)ですてっぺんに長刀がついているのが特徴です
宵山とは、山鉾巡行の前日に山や鉾を見物するお祭りの事です
祇園まつりは京で疫病が流行した際、神泉苑に66本の鉾を立て、災厄が取り除かれるよう祈ったことが祇園祭の始まりとされ1140年ほど続いている日本三大祭りの一つです
今年は150年振りに大船鉾が復活する記念すべき年なんですね
大船鉾は、江戸時代(1864年)に長州藩と会津藩との戦いである蛤門(はまぐりもん)の変でその辺りが火の海になったため焼失してしまいました。
それから一度も祇園まつりには 参加していなかったのです
四条町大船鉾保存会が約6000万円をかけて再建したそうです
今年は、もう一つ復活したことがあります。「後祭」(あとまつり)です
前祭(さきまつり)の一週間後に後祭が開催されるのです
先ほど紹介した大船鉾はその後祭の一番後ろから巡行する鉾でした
沢山ある山の中で、昆虫好きな私にはとても興味深いのがこの蟷螂山(かまきりやま)です
このかまきりがおみくじを引くとくるくるっと回っておみくじを運んできてくれるんです!
子供達に大人気でした
この日は、長い歴史を感じながら鉾を見上げて京都の夏を感じました

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ひまわり

教室から歩いて行ける場所に、畑一面にひまわりを咲かせている場所があります
初夏を感じるこの空間に、足を止めて写真を 撮ってみました
ひまわりは、原産国が北アメリカでなんとキク科だそうです
花弁は、一つではなくいくつもの花が集まって一つの花弁になっているようです
どうみても、一つにみえますけどね~
日本で付けたひまわりという名前は、太陽に向かって花弁が動くからですが、成長を遂げたら
最後は東を向いて止まる様ですね
もし、道に迷った時にはひまわりを頼りにできますね
ギリシャ神話では、太陽神アポロンに恋いこがれて、彼を見つめ続けた少女の化身であるという伝説があるそうです
尚、ひまわりが一時原発事故の後、放射性セシウムを除去できると噂がありましたが実証されていないようですね
ひまわりの花言葉は、「私はあなただけを見つめる」です

 

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法隆寺を見に行って参りました

奈良県出身の宮大工、西岡常一さん(1908~1995)は
法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔の再建を棟梁として手掛け 「最後の宮大工」と言われる方です
その西岡さんの書物に触れ、日本の古い木造建築の素晴らしさに引き込まれてしまった私は行ってみました
はい、奈良の法隆寺です!

これが法隆寺の五重塔です!
こんな高層ビルを千三百年前にどうやって建てたのか
しかも、なぜ現在まで残っているのかという事をすぐに感じますよね~

西岡さんは、法隆寺を見に来るにあたって こうおっしゃっています!

「世界一古い木造建築だからって見に来るんじゃあきまへんで!
われわれの祖先である飛鳥時代の人達が建築物にどう取り組んだか、
人間の魂と自然を見事に合成させたものだと知って見にきてもらいたいんや」
魂。。この言葉にジーーンときました。まさに私の魂に刺さったのです(本当かなー(笑)

日本では五重塔はよく見ますが元々これが何なのかご存じでしたか
なんと、塔婆(とうば) なのだそうです
今でも、お墓に木製で梵字や教文の書かれた長い板を立てますよね、それなんです!
塔の真ん中に立っている芯柱の下にお釈迦様の骨があったそうです
(今も、ここにあるのだろうか・・気になる気になる)
その塔婆を長持ちさせるために三重、五重の屋根を付けたのです
これが、時代が新しくなると塔婆の役割ではなく堂や仏像が中心になっていきました

そして、圧巻なのがこの屋根!見てください
塔の四箇所の角を隅木と呼ぶそうですが、これが最上階までまっすぐに伸びていますよね!これ、本当にすごい事なんですよ!!(やや、興奮気味)1300年の年月を経て、ここに建っている事でさえ奇跡でありますのに、元の状態で今まで残っているというのは、やはりただ建てただけではないからなんです
木のそれぞれのクセや性質を見て適材適所にそれらの木をあてがっているからなのです
法隆寺 柱五重塔と金堂を囲む様に回廊がありますが、その柱の足元です!↑
これは、昔の建造物でよく見かけますが、これも先人の知恵で地震や雨風に耐えられるようになっています
平らではない石の表面に木の方を削って凹凸を合わせる方法(ひかりつけ)で手間暇かけて面を合わせて立てています

これが、日本の風土にぴったりなんですね~
現代建築の柱は大体、表面が平面のコンクリートの上に柱を立てます
すると、地震が来ると全ての柱が同時に同じ様に動いてしまう事によって、建物が崩壊する事があるようです

ここではすべて書きれないですが
本当にすばらしい技術がそこかしこに隠れています!
今回、法隆寺を訪れて実際に建物を見て、とても胸が熱くなりました
昔の日本人の息のかかった建造物が風雪に耐え、この現代にまで残 された事もそうですが
その為の技術や知恵を伝承し、実行したプロの意識を痛切に感じました
そして、この訪問は心を新たに自分のすべきことが何かをもう一度、深く考える機会を与えてくれました

日本の文化を絶やしてはいけない、こんな素晴らしい日本の文化をまず誇りに思い、伝えていこう!
そして、先人に恥じない日本人でありたいと

※西岡常一 著 :木に学べ(小学館文庫) ・木のいのち木のこころ (草思社) 引用

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カップヌードルミュージアム見学

私が工場見学に行ってみたい!と
言った事が発端でたくさんの工場見学リストが出来ました
その結果、 ここカップヌードルミュージアムに決定しました
大勢のリクエストがあった割には、日程の加減で参加者が伸びず私を含めて4人で行きました
横浜駅からとてもおしゃれな建物を通り、しばらく歩くと海の見えるステキな場所にそれはありました インスタントラーメンは、1958年に日清食品の創業者である安藤百福(あんどう ももふく)さんが発明した
「チキンラーメン」から始まり、今に至ってます。
2階に上がって中に入るとそこには壁全体に日清の歴史の品々が時代ごとに見れます
「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」です

そのあとのブースは安藤百福さんがインスタントラーメンを発明した経緯も展示物で楽しめます
そして、私が一番行きたかったブース!「マイカップヌードルラーメンファクトリー」です

ここは、世界に一つしかない自分だけのカップヌードルを作ります
まず300円で自販機で買ったカップにお絵かきをします!
出来上がり!みんなのカップを見せっこしました
そして、今度は乾麺をカップに入れてもらいそのあと粉末スープとトッピングの具を選んで入れてもらいます
粉末スープは、全部で4種類。中に入れる具は12種類もあり、その中から3種類を選びますので、けっこう悩みますよ(笑)
そして、蓋をしてもらい、最後にはカップラーメンをパウチっこしてから
ストローでそれをふくらませてお持ち帰りマイカップヌードルの出来上がり
赤いひもが付いており、首から下げて持って帰りました
ここでは、安藤百福さんがカップラーメンをどうやって発明し、商品化したのか楽しみながら理解できます!
安藤さんの発明の中で、カップヌードルの乾麺をカップに入れるのをカップに入れるのではなく
カップを上からかぶせるという「逆転の発想」がとても印象的でした
いつも、同じ方向からものを見るのではなく違う角度から観察するとなにか発見があるかもしませんね
一日、楽しみながらお勉強できました
※ちなみに、マイカップヌードルですが、市販では無いトッピングとスープの組み合わせで新鮮な感じでした!
とてもおいしかったです~(ま、自分で選んだのでまずくても文句言えないですけれど・・(笑)

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日枝神社献茶式に行って参りました

先日、赤坂の都会の真ん中にある神社日枝神社の献茶式に行って参りました
今回は、献茶式を拝見しようと早朝頑張って参りました
それにしても、この大都会に鎮座されている神社の鳥居は、周りにそびえるビルに負けず劣らず
堂々と そびえ立っています

本日は坐忘斎お家元が別の式にご参列のため、公一朗様が謹点をなさいました
張り詰めた空気の中、厳かに献茶式が行われました
献茶式を終えて出ますと、巫女さんからお神酒をいただきます
茅の輪が夏越しの時期作られており、この輪をくぐることで病魔や災いを逃れ、半年間の罪汚れを祓う意味があります
私もくぐりました!

濃茶席は、床が中院通茂筆 詠水邊納涼
「秋にふかせもおもわすわきかえりいわもる水に夏をわすれて」
お花が遠くから見るとムクゲのように見えるほど大きな花弁の鉄線が竹神酒筒に入っていました
お釜は仙叟好みの四方渦、風炉先には禊ぎのお守りが下げられていました
お茶杓は淡々斎作で銘が玉章
薄茶席は田口宗寛先生でしたが、体調の具合によりご子息様が席主を務められていらっしゃいました
本床には坐忘斎御家元筆の「福寿園満楽」というお軸でこの席のために御家元にいただきに行かれたとの事でした
淡々斎直筆竹一重切には、山法師とがんぴが入っていました
両席ともに、水無月の神社に相応しいお取り合わせでした
↑点心です
この日は、梅雨時にも関わらずほとんど降られずよかったです!当日は自称「雨おんな」という生徒と
一緒に行ったので内心ヒヤヒヤしておりましたがなんとか凌げました
これは、私の日頃のおこないがよほど良いからではないか?とちょっぴり思った私でしたが
茅の輪くぐったからでしょう!と言われそうでじっと黙っていました(笑)

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修学旅行生が茶道体験におみえになりました

先日、愛知県西尾私立一色中学校の2年生の6人の生徒さんが修学旅行で
和文化に触れるため担任の岩下先生と一緒に空海庵にいらっしゃいました
裏千家で最初にお稽古をする盆略点前を少し難しかったかもしれませんが
体験してもらい和菓子を食べて抹茶を飲んでもらいました
既にお茶の作法を知っている子もいましたがその他の子はみなさん初めての体験の様でした

みんな真剣にお点前をされていました
愛知県西尾市は、名古屋から南に下がった太平洋側にあり、知多半島と渥美半島に挟まれた場所にあり
面積160.34kmで人口166万人弱の市です
抹茶の産地としても有名な場所で皆さん地元で茶摘みを体験した事があるそうですすごーい!
なかなか、そんな体験はできない貴重な体験をしているんですね
私は、抹茶を粉に挽いたと喜んでいたのに、さらにその前段階ですよね
西尾市の抹茶の生産は、実相寺の境内で始まり一部の人しか口にできなかったそうですが
明治時代に紅樹院の住職が京都の宇治から茶種と製法を持ち込んだ事で盛んになったそうです
茶道とは切っても切れない抹茶の産地なんですね
終わってから、雑談をし始めるとピンと張り詰めた雰囲気も顔もゆるくなり最後にはこんな笑顔をみせてくれました<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/09/shine find more.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />
いつかどこかで今日の体験が皆さんのためになれば嬉しく思います
遠く離れた土地の生徒さんと今回お会い出来た御縁に感謝します
又、東京に来たら遠慮なく寄ってくださいね!

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大宮八幡宮 献茶式

杉並区にある大宮八幡宮へ行って参りました
京王井の頭線の西永福駅から徒歩7分のところにあります
武蔵国の三大宮の一つで東京のほぼ中心に鎮座されているので
「東京のへそ」といわれているそうです
祭神は、第15代天皇の応神天皇(おうじん)とその父君・仲哀天皇(ちゅうあい)、母君・神功皇后(じんぐう)です
親子三神の固い絆から、縁結び・安産・子育ての信仰があるそうです
朝、早く行ったのですが既に多くのお客様がいらしていました
色とりどりのお召し物で、境内の中は花が咲いたようでした
残念ながら、10時からの献茶式は拝見できませんでしたが、その後の青年部主催のテントでの
立礼席に衣装替えをなさった鵬雲斎大宗匠がお見えになり 同席させていただく事ができました
大宗匠は正客の席にお座りになっておられましたが、お隣に座られていた宮司さんにすっと先にお茶を
差し出され勧められて おられました 。その謙虚なお姿がとても印象的でした
当日のお茶券と点心ですこの日は時折、霧雨が舞いましたが特に問題ない程度で薫風が心地いい日でした
濃茶席も薄茶席も素晴らしいお席でした

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国立能楽堂 明之会 大原御幸と融(とおる)

国立能楽堂にて加藤眞悟先生主催の「明の会」が5月5日にありました
始まる前に表きよしさんによる解説がありました
この解説が流暢でわかりやすい解説なんです
この解説を聞くだけで納得して帰ってしまう人がいらっしゃらないかと心配をする程(笑)

一番前の正面の席で鑑賞できました
少し緊張するほどの至近距離、でもとても楽しめました
演目は
能 「大原御幸」加藤眞悟 
狂言「樋の酒」野村万作   
半能「融 十三段之舞」加藤眞悟

大原御幸(おはらごこう)は京都大原にある寂光院(天台宗)が舞台で建礼門院が主役(シテ)です
1186年の春 平家が源氏に敗れたのを見て 安徳天皇と二位の尼(にいのあま)が入水します
それを追ってすぐに建礼門院も入水するのですが、一人助かってしまいます
平清盛の妻である二位の尼が建礼門院の娘である安徳天皇を抱いて入水をしたといいます
その年の9月に建礼門院は寂光院に入ったとの事です
そこに、しゅうとであった後白河天皇が訪ねて来る、建礼門院は恥ずかしながら隠れるところもなく面会し胸の内を語り
それを憐れむ後白河天皇のお話です

大原から薪や芝、炭などを頭に乗せて京の街を歩く行商の女の人を大原女(おはらめ)とよびますが
建礼門院に薪や花などを売っていた阿波内侍が起源だと言われています<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="https://kumiann.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/10/sign01 propranolol pills online.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />
昭和30年代には姿を消したそうですが今はこの格好をして練り歩くお祭りがあるようですね

「融」は都に上がった東の僧が六条河原院まで来たところ、田子を持った老人に出会い
この辺りが源融(みなもとのとおる)が住んでいたところだと語り、姿を消します
その後、在りし日の融の姿で亡霊が現れ月光に照らされながら舞を舞うお話です
源融は、源氏物語の光源氏のモデルの一人です
その能面を丁度作っているので、間近で見る能面も勉強になりました

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香道 古心流 葵香(あおいこう)

先日、生徒達と一緒に香道のお勉強をいたしました 香道も流派がある中で府中がお膝元の「古心流」のお家元のところに伺いました 今回、体験させていただいたのは「盤もの」という目でみてもわかり易く楽しめるものです
今回は、季節柄「葵香」をしていただきました
葵香は、源氏物語の葵の巻を主題に組まれた組香です(出香四種・試香三・本香十)
 真ん中にあるのが、葵の木で、盤の両端に立っているのが埓(らち)という柵です
よく、事態が進展しないような事をらちが明かないと言いますが、ここから来ているそうです
その間にある車を真ん中の葵の木に向けて進めたり退かせたりするのです
この盤ものは、二組に分かれて香を聞き分けた数によって車がそれぞれに移動します
香道は、廻って来る香炉の香りを嗅ぎ分けて当てるというお遊びですが、あくまでも
形だけで、本来は当たっても当たらなくてもその場のテーマなどにいかに自分が浸れて
楽しめるかという事が大切なものです。ですから、当たって喜び外れて落胆ではない
奥の深い雅な精神的なお遊びなんですね
そんな香道の心得など、お家元から伺ってから始まりました
左の方がお点前をされる香元で右の方が今日の書記や議長のような役割の筆者さんです
皆さんが思ったものを木札で回答しますのでそれを回収して記帳していきます
筆者さんが記帳した和紙は、一枚しかありませんので、香元さんのご判断でどなたか一人にお渡しする事になります
そしてテーマに浸った余韻をのこしたまま最後に、香元さんの「香、満ちました」というご挨拶で終わりとなります
御家元のお人柄に触れてとても和やかな素晴らしい香席でした
香道も茶道と同じようにお茶事のような香席があります
いつか、生徒達も一緒にその香席にも参加したいと思っております

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春の芽吹き

お茶室のプチ庭に昨年根っこごとただいた野草が夏の終わり頃
管理者によっての草むしりで 全部一気に抜かれてしまい落胆しておりました
野草はひっそりと佇んでいるため、造園業の方も間違えて抜いてしまうと聞いた事があります
仕方ないと思っていたら、この前 ふと目をやると葉っぱがでていました
↑ m(__)mすみません、地面にピントが合ってしまってますが破れ傘という野草です
今は、葉がピンとしていますが、若い時にはもう少ししたに垂れた状態で破れた傘の様に見えるので
この名前が付いたそうです。これは、キク科の多年生です
群れをなすと、お花も付けます
後、もう一種類が ↓これ
 (´Д`;)ヾ  これもピンボケしていますが、鳴子百合(なるこゆり)というこれも多年草です
昔、田んぼや畑を荒らす鳥を脅すために作られた「鳴子」という音具に名前が由来しています
根が残っていて、こうやって出てくれると嬉しいですね
お茶室の上に住んでいるお子さんが小学校でもらって来た朝顔の種をくれました
早速、一緒に種を埋めてみましたお水をたっぷりとあげて手をパンパン!
早く芽がでると( ・∀・) イイネ!とニコニコ顔土をいじっていると童心に戻れます
新しい芽吹きは希望と勇気を与えてくれます

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松尾大社の名水を酌みに行きました 

阪急嵐山の松尾大社駅を降りると徒歩3分のところにある松尾大社にお参りに行って参りました
この駅は2013年12月に松尾駅から松尾大社駅に改称された様です
正式名称は「まつのお大社」と呼ぶらしいのですが、通称である「まつお大社」が駅名だそうです
この神社は京都市の西側に位置し、京都で最古の神社です
四世紀前後に秦氏が朝廷の招きにより居住した場所だそうです
本殿は「松尾造り」と呼ばれる珍しい建築で室町初期1542年に作られたもので、重要文化財となっています↓


昔、八百万の神が松尾の山に集まった折に この神社の湧水(亀の井)を使ってお酒をつくり、神々に振る舞ったと云われ、この言い伝えから松尾大社は今でも醸造の神として人々の信仰をされてます
この水を入れてお酒を作ると腐らないという話もあるそうです
境内には亀がたくさん居ます(笑)ここにも
そしてここがその霊泉と言われる亀の井↓
亀の口からの御神水をただきました

口に含んでみましたら、甘くてとても美味しいお水でした
大きなボトルに頂いて帰りました
これで、お抹茶 を点てるとさぞかし美味しいことでしょう

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阿佐ケ谷神明宮にて野点茶会

今年も3月29、30日の2日間
阿佐ケ谷神明宮の東殿で野点茶会をいたしました
今年は2度目になり、少し準備にも慣れて手際よくできました
昨年は桜の開花が早く、この時期には既に散っておりましたが
今年はバッチリ満開でございました
「花の命は短くて苦しき事のみ多かりき」とは「放浪記」で有名な小説家の林芙美子さんが言った言葉ですが
本当に咲いてから散るまでがあっけないのが桜。だからこそ美しい、切ないと心を打たれるのでしょうか
お陰様で土曜日は晴れてとても多くのお客様にお越し頂きましたが、日曜日は若干の嵐が起こり急にぱたっと
静かになってしまいました
お客様のお見えにならない時間は、自ら進んでお稽古をしている姿が見えました(感心します
これは土曜日のメンバーですが、よーくてきぱきと働いてくれました
男の子達も今年は自分で着物を着れるようになりました。素晴らしい成長ぶりに先生は嬉しく思っています
私には、もったいない程の生徒達でございます
前日からの道具運び出しや当日のお給仕にお点前、本当にお疲れ様でした

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生徒さんからの最後のおもてなし

ちょうど1年間から真面目にお稽古に来られていた男性生徒が4月から知床に転勤となり
3月末でお稽古が最後となってしまいました
生徒さんから、最後のお稽古は自分が先生におもてなしを します
と言ってくださり、当日とても楽しみに待っておりました
生徒さんが主菓子と茶花とを持って来られるとの事で
花瓶と菓子鉢を用意しておりました
都わすれとゆきやなぎそして、右にちょこんとあるのが春蘭です(ご自身で生けられました)
都わすれの花言葉は「別れ」です
鎌倉幕府により佐渡に島流しにされた順徳天皇が この花の名付け親という事です
今日のテーマにふさわしくため息がこぼれました

生徒さんのお点前を拝見しながら入って来られてからのお稽古の日々が走馬灯の様に
グルグル廻って胸がいっぱいになってきました

主菓子は、行列で有名な吉祥寺の小ざさの羊羹
早朝から並んで買って来てくださったとの事
珍しいお菓子を頂き そしてこれが噂通り美味なのです!

そしていよいよ一杯の薄茶が出され、にじっていただきにいく。。
泣かないと約束していたのに、お茶を口に含んだ瞬間
涙が目からこぼれ落ちてしまいました
こんなに立派に成長をした生徒からの一杯のおもてなし
こんな美味しいお茶は初めてと思う程です
最後に拝見は、ナツメはうちのお稽古道具ですが今日の為にお茶杓を自ら削ったものでした
茶杓のご銘は「なごり雪」でした
男性的な立派な茶杓です。夜な夜な今日の為に削ってくださったとの事

こんな素晴らしおもてなしを生徒から受けるとは夢にも思っていなかったです

これにより一人一人がお茶を通して日本の心を感じ、人に感動や喜びや癒しを与える事のできる
生徒さんを育てる事に使命感を強く感じた一日でした

生徒さんは、知床の世界遺産である公園のお仕事をされるそうです
とても、やりがいのあるお仕事だと思います
さらなるご活躍を心よりお祈りしております
今まで 私の生徒でいてくださりありがとうございました

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お稽古場が増えます

2014年6月より、お稽古場が増えます
小金井市梶野町にあります長昌寺の和室です

:東小金井駅北口より 徒歩8分
もしくは
東小金井駅・武蔵境駅より
ムーバス(境・東小金井線)で長昌寺下車
※月3回のお稽古 (基本、第一~第三金曜日)
※金曜日 13時~16時まで
興味のある方は、空海庵までお問い合わせください
080-1144-0159  横倉まで

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大和を見つけました!

日頃、バタバタとしている中で、心を和ませるものを見つけて
思わず微笑んだり、ホッとしたりする瞬間ってありませんか?
私は、お散歩している犬を見るとその可愛らしさにホッとします
近くのコンビニ前で売られていたダイコンにも心奪われました

これ!なんとも、麗しい姿じゃないですか?

私もこんな風になりたいと
ふと、思いました

いや、姿ではなく
忙しくしている日々の中で一目見ただけで人を和ませる様なそんな人になりたいと思いました

なごむと言えば。。
「和む」と書きます
和(わ)とは日本を指して言う言葉ですよね
それに、大きいを付けると
大和(やまと)といいます
これこそ、日本人の精神を示している言葉じゃないかと
思います

和を以て。。
それも大きな和を以て。。

大和。。改めて素敵な言葉だなと思いました

今までは、宇宙戦艦とか大和魂とか実際には「和」とはかけ離れたイメージが払拭されました 
だいこん⇒大和  ってまさかの気づきも(笑)ありがとう!だいこんさん

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観桜野点茶会のお知らせ

3月29(土)30日(日)
阿佐ケ谷 神明宮にて野点茶会をいたします
JR阿佐ケ谷駅北口より徒歩2分 阿佐ケ谷 神明宮境内東殿にて
10時~15時
お抹茶1服 500円 (干菓子付)

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ひなまつり茶会をいたしました

空海庵の生徒さん達だけでお稽古茶会をいたしました
「ひな祭り茶会」です
最初は、女の子だけでしようと思っていたのですがせっかくなので
男性も参加出来る事にしました

この度は、我が教室ではなく、駒込駅近くの「さつき亭」をお借りしました
玄関では、可愛らしいお雛様が迎えて下さりました
最初は、初炭のお手前をしました
炭手前は、日頃あまり見たことがない生徒さんが多いので真剣に見ていました
その後、濃茶のお点前をしてからお昼ご飯といたしました
今回は四谷の八竹さんの巾着弁当にしました

食事が終わったらみなさん順番に薄茶のお稽古しました
みんなお稽古の進み具合が違う中、先輩の指導を受けている様子も
みんながそれを見守っている姿も「和」感じられて よかったです

お菓子はこれ!
さくらんぼ、レンコン、みかん、バナナ、インゲンなど本物みたいな かごのお菓子です
一つ一つ中にあんこが入っているんですよ!(*^_^*)

これには、みんな喜んでいただきました

ミニチュア好きな私にはたまらないお菓子です

お味もとても(*^_^*)よかったです<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="http://kumiann diflucan generic online.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/09/shine.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />

お茶会を終えて
数人の方がもっとお点前の勉強をしたいという声がありました
又、楽しいお茶会をしたいと思っています

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北野天満宮に行ってまいりました 

梅を見ようと 京都の上京区にある北野天満宮へ行って参りました
北野天満宮は、日本の三大天神の一つで
ご存知 学問の神様として信仰のある菅原道真を祀っている天満宮です
天正15年 境内にて秀吉が北野大茶会を催行されたことでも有名ですね
菅原道真の有名な歌もあります
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ」
菅原道真は901年藤原氏の陰謀で「謀反の疑いがある!」という無実の罪で
九州の「太宰府」に左遷されてしまいます
その後、京都には戻れず59歳の若さで太宰府で亡くなったそうです
亡くなった日は菅原道真の誕生日で2月25日だそうです
天満宮には天満宮にとって神使と言われる牛がよく祀ってありますね
何故、牛なのかという由来は数々あり、 菅原道真が丑年だったという説や
亡くなった日が丑の月丑の日だったというもの、すべて菅原道真に関係するものなのです

で、肝心な梅はなんと、まだほとんど咲いておらず残念でしたが。。
受験を控えている学生達を引き連れた先生が大勢お参りに来てました
さすが、京都!生徒も鮮やかな着物を着ている子がぞろぞろ歩いており
華やかな着物の花を見せてもらいました
みんな、必死に祈願をしている真剣な眼差しに気をもらった感じでした
お参りに来ているこの子達には、サクラが咲いて欲しいなあー
気づいたら、お賽銭を入れてそんなお願いをしていました

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大雪 

二十四節気(にじゅうしせっき)というのをご存知ですか?
太陽のめぐる1年を季節ごとの違いまで計算に入れた上で24に分けて表されたものです
24の区切りには、「啓蟄」 (けいちつ)や「立夏」(りっか)などの名前が付いています
これは、太陽暦をもとにしたものなので旧暦であっても、現代の暦と同じ時期になります
その中の大雪(たいせつ)という日が12月7日にあたります
いよいよ雪が本格的に降るようになり、動物も冬眠をはじめる時期なんですね
この二十四節気ではない大雪(おおゆき)が先日関東地方で降りましたね
当、空海庵の庭もこの様に雪化粧をしました
こんな中、お着物を着てお稽古に来る生徒さん達に私は敬服いたしました
この庭の写真は生徒さんが撮ってくださったものなんですよ
足元の悪い中、こんな小さな庭の景色に足を止め、それに美を感じるその事が何より素晴らしいと思いました
生徒さん達には、いつもそれこそ、大切な事を教えてもらっています

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足袋

先日、母親からの宅急便の中に入っていたもので最近重宝してるものがあるんです
日頃、着物を召される方だとご存知かもしれませんが足袋って
一日履いていますと結構汚れまして、裏が分厚のでなかなか洗うのも難しいですよね~
かといって、あまりごしごし たわしで洗うと 生地を傷めてします
そこで、救世主がこれ
 よーく見ると淡交社さんの商品なんですね!
プラスティックの足型を足袋に入れて、やわらかいたわしが付いたネットに石鹸を入れてこする様になっているんです~
これが、使ってみると本当に汚れがみるみる落ちるんです
最近では、帰宅して洗面所に足袋を持って行くのが楽しみになってきました
足袋だけに たびたび洗いたいですね!(最近、雑になってます、ごめんなさい)

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来宮神社 きのみや神社

先日、毎年恒例の神明宮の初詣バスツアーに参加してまいりました
初詣先は、静岡県熱海市にある来宮神社です
平安時代の坂之上田村麻呂が戦の勝利を祈願したと言われています
この神社がパワースポットと言われています所以が
御神木であるこの「大クスノキ」なのです↑
とてもご立派な根っこと幹!左側の幹が折れて蓋をしてあるのですが、いつかの台風で折れてしまったらしいのです
ですが、クスノキは生命力が強いので蓋を取ると 又、新しい枝が出てくる事がわかったので近々実行するとのお話を神主さんから伺いました。新しい枝や芽が出てくるのが楽しみですね!勇気や希望が湧いてきそうです
このクスノキは樹齢二千年を超え 国の天然記念物になっています
この木の周りを1周すると一年長生きするというので、私も廻ってきました
クスノキは、タンスの中の衣服が虫に食われないように入れた樟脳(しょうのう)の材料ですね
だから、クスノキは漢字で「楠木」もしくは「樟」と書きます
まさに、樟脳の樟ですね。能面の先生にクスノキを能面に使ったらどうかと、尋ねましたら
臭くて頭が痛くなるそうですクスノキで作ったタンスもあるらしく、そのタンスをお嫁に行くときに持っていくと
旦那様に「悪い虫」が付かないようにというおまじないだったそうです虫。。って(笑)
熱海の海を見て来ましたこのヤシの木 いいですよね~
私、幼い頃からヤシの木を見るとテンションがあがるんです(?_?)何故なのかわからないのですが。。。
もしかして、昔登っていたからなのかも?猿の時代??
でも、猿が登るのは、ヤシの木ではないはず!だってモンキーですもの   もん木ー。。

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第二回 初釜 

昨年は、初の初釜から始まり3月と4月は花が散りゆく中での野点茶会
7月は浴衣でお稽古&茶会9月10月は地域でのお茶会への参加やお手伝い
そして、11月の初旬炉開きと下旬初めての大寄せのお茶会、12月は忘年会など

日々のお稽古を場所や形を変えてお披露目しみんなで楽しむことができた年だと思います
これらが無事に終えられたのは皆様のご支援、ご協力があっての事と心よりお礼を申し上げたいと思います
なによりも、皆さんが楽しんでいただく事そしてその中で何かを学べたらいいと思っています
これからも、常に笑いの絶えないお稽古場の雰囲気が続けられたらいいなと思っています
今年は馬年、きっとなんでもうまくいきます飛躍の年でもあるので楽しみです
この馬、伊勢神宮で見て来た神馬です
昔は、祈願をする時に馬を神社に奉納していたそうですね
けれど、そんなに何頭ももらっても神社も育てるのに困ったそうで、そのうち平安時代には馬の絵を 書いた板に変わり
江戸時代には、一般的に今の 絵馬になっていったそうです!

1月12日に初釜を無事に終えました
今年初めての行事です
狭いけれど、うちの教室で炭手前、濃茶と薄茶を済ましてバスで移動しお料理やさんに行きました
日頃、お稽古でご一緒にならない方もいらっしゃるのでいっぺんにお呼びいたしました
待合には、LAの松本先生が勲五等を頂いた時に作られた扇子を飾りました(前回、先生に直に頂いたもの)

今年も楽しくお稽古できたらいなと思います
健康に気をつけて楽しみたいと思っていますどうぞ、よろしくお願いいたします

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謹賀新年 2015年 乙羊(きのとひつじ)

あけましておめでとうございます
昨年もいろいろと行事をしてきましたが、すべてにおいて生徒さん達の成長に目を見張る一年でした
ついこの前までは、野点をするというと、お稽古で必死に特訓しないといけませんでしたが
最近では、さらっとおさらいをするだけで、安心してお点前を任せられる子が多くなりました
着物ももっていなかったり、着付けも一人ではできなかった子が今は、人の着付けをするように
なったりと。考えるだけでも数々の驚きと感激をおぼえます
私も一緒にお勉強しましょうなどと言っていますが、果たして私は成長しているのか??
と遅れを感じる程です
いつも、心に和を以ていたいという私の意志を汲んでくださっているのか
常に、生徒たちは、和を重んじてお互いに接してくださっているように思えます
感謝ですね
今年はお正月 実家に帰っています
これは、讃岐富士です
2015-01-02 2015-01-02 001 002この富士は日本一ではないですが、地元の人からはとても親しみのある山で常に見守る様にそびえています
私は、こんな師になりたいなと思います

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