茶道には、抹茶を点てるお点前の他に炭手前というものがあります
同じ様に「てまえ」と言いますが、お茶を点てる時は「点前」
炭を継ぐ時には「手前」と書くんです 炭手前をなるべく苦手にならない様にみなさんができる様にしています
そもそも、炭手前は最初に3本の火のついた炭の周りに炭を継いでいく作法ですが
炉と風炉(冬と夏)では違ってきます
冬は、炭自体太く長いんですが、それに比べて夏は細いし短いものを使います
お茶のお点前と違って炭は、釜のお湯を沸かすためなのでその後長時間うまく湯加減を整えないといけないので
炭の角度、隙間によって空気の取り入れ方を考える事も必要になって来ます
そうなんです!これは、経験しかないんです
炭手前をした方にはその後のお湯の状態や数時間経ってからの炭の具合を釜を上げてみてもらっています
残念ながら、炭手前をしてすぐに帰ってしまった方には見せられないのが残念ですが。。。
自分の継いだ炭の行く末を見れば、それが経験となってわかっていくんですよね
たかが炭手前、されど炭手前。恐るべし奥の深さ(笑)
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