長板総荘(ながいたそうかざり)

今日は長板総荘のお稽古をしました
長板とは、畳に敷いている黒い板で、大きさが決まっており
風炉用は長さ 二尺八寸(約八十四・八センチ)
幅 一尺二寸(約三十六・四センチ)厚さ 六分(約一・八センチ)です
風炉用の方が炉用より長さ、幅、厚さ全てのサイズが一割五分程大きくできています
長板の上に五つの道具一式をかざってするお点前です
京間であれば、左右に二目ずつ余裕があるはずなのですが、江戸間の点前座ですと縁にかかってしまいます
小習(こならい)のお点前の一つに入りますが、台子に準ずるので平点前とは少し違ってきます
柄杓、建水、火箸の出し入れと水次の置き方も台子と同じようにします
中仕舞はせずに本仕舞だけとなります
形は棚では無いのですが、棚の扱いと同じなので、湯返しもあるのが特徴です
棚の形をしているのに、湯返しをしない五行棚もあり、おもしろいですね!

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