大宮八幡宮 献茶式

杉並区にある大宮八幡宮へ行って参りました
京王井の頭線の西永福駅から徒歩7分のところにあります
武蔵国の三大宮の一つで東京のほぼ中心に鎮座されているので
「東京のへそ」といわれているそうです
祭神は、第15代天皇の応神天皇(おうじん)とその父君・仲哀天皇(ちゅうあい)、母君・神功皇后(じんぐう)です
親子三神の固い絆から、縁結び・安産・子育ての信仰があるそうです
朝、早く行ったのですが既に多くのお客様がいらしていました
色とりどりのお召し物で、境内の中は花が咲いたようでした
残念ながら、10時からの献茶式は拝見できませんでしたが、その後の青年部主催のテントでの
立礼席に衣装替えをなさった鵬雲斎大宗匠がお見えになり 同席させていただく事ができました
大宗匠は正客の席にお座りになっておられましたが、お隣に座られていた宮司さんにすっと先にお茶を
差し出され勧められて おられました 。その謙虚なお姿がとても印象的でした
当日のお茶券と点心ですこの日は時折、霧雨が舞いましたが特に問題ない程度で薫風が心地いい日でした
濃茶席も薄茶席も素晴らしいお席でした

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国立能楽堂 明之会 大原御幸と融(とおる)

国立能楽堂にて加藤眞悟先生主催の「明の会」が5月5日にありました
始まる前に表きよしさんによる解説がありました
この解説が流暢でわかりやすい解説なんです
この解説を聞くだけで納得して帰ってしまう人がいらっしゃらないかと心配をする程(笑)

一番前の正面の席で鑑賞できました
少し緊張するほどの至近距離、でもとても楽しめました
演目は
能 「大原御幸」加藤眞悟 
狂言「樋の酒」野村万作   
半能「融 十三段之舞」加藤眞悟

大原御幸(おはらごこう)は京都大原にある寂光院(天台宗)が舞台で建礼門院が主役(シテ)です
1186年の春 平家が源氏に敗れたのを見て 安徳天皇と二位の尼(にいのあま)が入水します
それを追ってすぐに建礼門院も入水するのですが、一人助かってしまいます
平清盛の妻である二位の尼が建礼門院の娘である安徳天皇を抱いて入水をしたといいます
その年の9月に建礼門院は寂光院に入ったとの事です
そこに、しゅうとであった後白河天皇が訪ねて来る、建礼門院は恥ずかしながら隠れるところもなく面会し胸の内を語り
それを憐れむ後白河天皇のお話です

大原から薪や芝、炭などを頭に乗せて京の街を歩く行商の女の人を大原女(おはらめ)とよびますが
建礼門院に薪や花などを売っていた阿波内侍が起源だと言われています<img style="margin-left: 3px; margin-right: 3px; vertical-align: middle;" src="http://kumiann.com/lib/wp-content/plugins/typepad-emoji-for-tinymce/icons/10/sign01 propranolol pills online.gif” alt=”” width=”16″ height=”16″ />
昭和30年代には姿を消したそうですが今はこの格好をして練り歩くお祭りがあるようですね

「融」は都に上がった東の僧が六条河原院まで来たところ、田子を持った老人に出会い
この辺りが源融(みなもとのとおる)が住んでいたところだと語り、姿を消します
その後、在りし日の融の姿で亡霊が現れ月光に照らされながら舞を舞うお話です
源融は、源氏物語の光源氏のモデルの一人です
その能面を丁度作っているので、間近で見る能面も勉強になりました

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香道 古心流 葵香(あふいこう)

先日、生徒達と一緒に香道のお勉強をいたしました 香道も流派がある中で府中がお膝元の「古心流」のお家元のところに伺いました 今回、体験させていただいたのは「盤もの」という目でみてもわかり易く楽しめるものです
今回は、季節柄「葵香」をしていただきました
葵香は、源氏物語の葵の巻を主題に組まれた組香です(出香四種・試香三・本香十)
 真ん中にあるのが、葵の木で、盤の両端に立っているのが埓(らち)という柵です
よく、事態が進展しないような事をらちが明かないと言いますが、ここから来ているそうです
その間にある車を真ん中の葵の木に向けて進めたり退かせたりするのです
この盤ものは、二組に分かれて香を聞き分けた数によって車がそれぞれに移動します
香道は、廻って来る香炉の香りを嗅ぎ分けて当てるというお遊びですが、あくまでも
形だけで、本来は当たっても当たらなくてもその場のテーマなどにいかに自分が浸れて
楽しめるかという事が大切なものです。ですから、当たって喜び外れて落胆ではない
奥の深い雅な精神的なお遊びなんですね
そんな香道の心得など、お家元から伺ってから始まりました
左の方がお点前をされる香元で右の方が今日の書記や議長のような役割の筆者さんです
皆さんが思ったものを木札で回答しますのでそれを回収して記帳していきます
筆者さんが記帳した和紙は、一枚しかありませんので、香元さんのご判断でどなたか一人にお渡しする事になります
そしてテーマに浸った余韻をのこしたまま最後に、香元さんの「香、満ちました」というご挨拶で終わりとなります
御家元のお人柄に触れてとても和やかな素晴らしい香席でした
香道も茶道と同じようにお茶事のような香席があります
いつか、生徒達も一緒にその香席にも参加したいと思っております

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