腕時計の電池交換

年も押し迫った今日この頃、お気に入りの腕時計の電池が切れているので新年に向けて交換する事にしました
なんとなく、時計の電池交換=新宿のさくらや という固定概念の元 夜の新宿へ
年末とあって新宿はいつもに増して人が多いです
ここまで読んでいてはて?と思っている方!
そうなんですよ!新宿東口に昔からあったさくらやはもうないんですよね
新宿に着いてからしばらくしてから気が付きまして
そう、このビックロに辿り着いたのです
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地下にそのコーナーがありましたが、結局私の時計はここではできないとの事

2014-12-28 2014-12-28 001 001仕方なく、伊勢丹の時計修理の場所まで行きました
すぐに後ろを開けて、交換していただきました

こんな、精密機械を触れるなんて尊敬します。
とても、慎重に作業をされているのが印象的でした
風水的では 止まった時計をそのままにしておくのはよくないとの事ですね
これで、うちにあるすべての時計は動いています!
時計はほっとけいないですよ~

今年もあとわずかで終わりますが
なんと、一年の早いことといったら。。。
この時を刻む時計のメンテをしておいて
新年を迎えようということなんです

来年もまた大切な時間を正確に動いてくれますようにお願いしたいです

一日一日を大切にしたいと思っています
時計さんよろしくお願いしますね

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中将 能面 やっと出来上がりました~

やっと、やっと出来ました!中将という能面です
一年半ぐらいかかったかもしれません
この中将は、平安時代の超イケメンの在原業平さんがモデルで、あの有名な源氏物語の光源氏とも言えます
業平の別称が「在五中将」(ざいごちゅうじょう)だったからだそうです

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上品な貴公子の面なので女性の要素が盛り込まれた能面です
この能面は源融が主役で潮汲みの話の「融」、業平が主役で桜見物の話の「小塩」、平忠度が主役の「忠度」などで使われます
能と言えば、能を大成させた「世阿弥」という方がいらっしゃいましたが、この方もとても美男子だったと言われます
世阿弥の美しさに魅了された三代将軍 足利義満が亡くなるまで世阿弥の後援者になった程です
どんな容姿だったのかなーと想像してしまいます
世阿弥が作った歌舞を主とする今で言うミュージカルは、650年前に作られたままの詞章で今日まで受け継がれている事に素晴らしい完成度を思わせます
それと同時に伝統を守り抜いた先人達の強靭な伝承能力も無形遺産に登録された所以であると思います
こんな素晴らしい日本文化を誇りに思います!みなさん、もっと能を観に行きましょう!
そして幽玄美を感じてみませんか?って能普及協会の様になっていますが(笑)
観にいくなら、やはり前もって予習をして、せめて物語のあらすじだけでも理解していかないと解りにくいと思います
最近は、能楽堂に行きますと現代用語に訳した読みやすい本が置いてあります
それを活用する事もいでしょうね
次は「小面」(こおもて)を彫る予定で楽しみです

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観世会館に行って参りました

京都の友人に誘われて京都の観世会館に能を観に行って参りました
能は、東京ではよく拝見しますが京都では初です
場所もよくわからず、とにかく言われた通りのバスに乗り言われた通りのバス停で降りました

年末近くなると京都では、タクシーが少なくてなかなか拾えないんですね~
ですから、急いでいる時はバスの方が早かったりするようです
特に雪が残っている状況だと車体が汚れるから出さないというタクシーもいるという噂も
地元の友人から伺いました(ほんとうかな(笑)
今回、とても愉しみにして行った理由があるんです
演目が「龍田」だったからなのです
「龍田」は数年前横浜能楽堂での発表会で初めて舞囃子を舞わせていただいた時
自分の謡を間違えてしまい、お囃子の先生や地謡の先生方に大変なご迷惑をお掛けしてしまった演目なのです
観世会館

もちろん、舞囃子を覚えていることもそうですがあの大失敗以来この演目を避けてしまっていたのです
日にち薬とは良く言ったもので、ようやく観ようという気持ちになり、さらに懐かしい気持ちまで出てきたのです(笑)
観世会館入口は、松濤の会館と比べて間口が狭くひっそりとしています
当日は、片山定期能の公演でした

能舞台は、大体どこも同じですが大きく違うのが、本舞台正面の板です(鏡板といいます)
ここには、松が描かれますが上から3つに枝分かれした松が7.5.3となっているのが
特徴です。この会館の鏡板の絵は堂本印象さんが描かれたものだそうです
素晴らしいですね!
舞台もとても感動して、やはりプロは違うなーと うなずいた私でした(あたりまえです・・・)
この後の移動にやはりタクシーがなかなか拾えず 無線タクシーの予約をしました
そうすると、なんと京都のタクシーは所定の場所のお迎えに来ると
そこから電話をくれるんですね!
東京は、そんなサービスはされた事がないのでびっくりしました!(ですよねー??)
タクシーは、思ったより早く着くとそこから送迎として料金が発生している事があるので
貧乏性な私が何度も何度も外に見に行っているのに反して落ち着いてでんと構えていた友人の行動を
後から納得した私なのでした(笑)

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講談を体験しました

みなさん、講談ってご存知ですか?
私は、知っているようで知らなかったんです
テレビでは、拝見した事がありましたが、じっくりと最初から最後まで
聞いたことがなかったのです
今回、人に誘われて行ってきました!すごい衝撃でした(笑)
荻窪駅から歩いて少しの杉並公会堂にて、講談の会が催されました
講談は、落語に似ていると思っていましたがいや、全然違うんですね
まず、落語にはない机があります
その机の前に座って軍記や政談をするのです
名物が、「そこに現れましたがなんとか。。」などどいって扇などを机にたたくんです
今回は、時期だからでしょうが忠臣蔵がテーマでした!私はこう見えて(どう見えているのか?)忠臣蔵の大ファンなので
とても、話に身を乗り出して興じてしまいました
なんと!これはおもしろい!なぜ、今までこの楽しみを知らなかったのか?と悔やむほど
それもそのはず、講談は一度は無くなりかけた伝統芸能だそうで
今の方々で復活させようとされているとの事です
この講談で驚くのが、女性の講談師が多く、中でも神田紅さんという方がトリでしたがとても迫力のある講談で
感激しました
今ある、立川文庫や講談社もこの講談本を発行したことから今に至るとの事
これも立派な日本独特の伝統芸能なのですから、是非もっと普及してほしいと願います

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