廣隆寺は推古天皇十一年(603年)に建立された山城最古の寺院です
太秦駅のすぐぞばで、寺院の外は大きな通りに面して賑やかなところにあります
本堂です↑
今回は、廣隆寺内にご安置されている弥勒菩薩を拝みに行きました
正式名は弥勒菩薩繁華思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)といいます
高校の日本史の先生がこの菩薩様を拝むためだけによく一人京都へ旅に出るんだと
おっしゃっていました。その話の中で駅からタクシーに乗り「太秦まで」というと
殆どの運転手が、「太秦の映画村ですね?」と確認する事に関して大変ご立腹していました
この菩薩に魅了された先生は、少女の様に菩薩の素晴らしさを話されていました
いつか拝みに行きたいと思う気持ちが更に強くなったのは
卒業後、その先生が不慮の事故で亡くなったと聞いてからでした
この菩薩様は、「一切衆生をいかにして救おうかと考えている」お姿を表しているとか
先生のご冥福を祈り、合掌