啐啄(そったく)

前回、たまごの話題だったのですがそれにちなんで一つ小話を・・・
「そったく」という言葉 についてですが

たまごの中のヒナがかえろうと内側からつついて割ろうとする時を 「啐」(そつ)
親鳥が外からつつく事を「啄」(たく)と言います

禅語の解釈では
師と修行者の呼吸がぴったり合う事を言います
まさに、修行者が悟りを開こうとする時に師匠が阿吽の呼吸で手助けする事だそうです
絶妙なタイミングが肝心だという事ですね
そう言えば
卒業式で定番だった「仰げば尊し」という唄
最初の「わが師の恩」というところぐっときてました。
最近、卒業式で歌わないですね
今の自分があるのも(まだヒナですが)沢山の師が優しく、時には厳しく
指導してくださったお蔭だと心から感謝する今日この頃です。

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