炉開き

11月の「炉開き」は茶人のお正月と言われ
八十八夜につまれた新茶を旧暦の亥の日に祝って飲む行事をいたします。
亥の日は、陰陽五行の中の「水」となり、火に対するものなので
一年の火の用心を祈るためです
風炉から炉に変わる初日を「炉開き」といいます

炉開きには「三べ(さんべ)」
「織部(おりべ)」「伊部(いべ)」「瓢ふくべ」を使うといいと言いますが
これは、密教の曼荼羅(まんだら)で
仏部、蓮華部、金剛部と分かれ三部構成になっている事にちなんでいると言われています

昔の茶人は、今の様な冷却装置(冷蔵庫)がなかったので
1年間常温のまま使っていましたので
今月飲める新茶をとても楽しみにされていたにちがいありません
又、木造家屋での火の元にも大層気を配る。
「炉開き」の伝統を知ると、昔の茶人の思いが伝わってくるようです
※茶花 花=椿(西王母)→※本当はつぼみが望ましいです 枝=土佐水木

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今週の和菓子 木守柿(きまもりがき)

ここのところ急に冷え込み、気が付くと晩秋となっております
秋の澄んだ空気の中、風が通り抜けても雨が落ちてきても
それが体に当たると清められていくような感覚を覚えます
(※あくまでも個人の感想です)通販おなじみ(笑)
今週のお菓子は「木守柿」(きまもりがき)

「木守柿」とは柿の木に一つだけ残された柿の事です
来年の豊穣の祈りであったり、柿の木を守るためだったりするようです
利休が長次郎の作った赤楽茶碗に「木守」と名付けた所以にもなっていますね

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古典の日

11月1日は、古典の日だそうです
紫式部日記、いわゆる「源氏物語」の冒頭のくだりが寛弘5年11月1日である事からだそうですね
紫式部は藤原宣孝と結婚されて娘を一人生んだ後
長保3(1001)年に夫と死別した後『源氏物語』を書き始めたといわれております
酸いも甘いも噛み分けた熟女の織りなす文学といえるのでしょうか。。

そんな紫式部に会いたいと思い、お墓に参りに行きました
京都の堀川通りにある島津製作所紫野工場内にいらっしゃいました

思ったより、とてもひっそりとお休みになっておられてびっくりしました
入口も気が付かずに通り過ぎるところでした

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啐啄(そったく)

前回、たまごの話題だったのですがそれにちなんで一つ小話を・・・
「そったく」という言葉 についてですが

たまごの中のヒナがかえろうと内側からつついて割ろうとする時を 「啐」(そつ)
親鳥が外からつつく事を「啄」(たく)と言います

禅語の解釈では
師と修行者の呼吸がぴったり合う事を言います
まさに、修行者が悟りを開こうとする時に師匠が阿吽の呼吸で手助けする事だそうです
絶妙なタイミングが肝心だという事ですね
そう言えば
卒業式で定番だった「仰げば尊し」という唄
最初の「わが師の恩」というところぐっときてました。
最近、卒業式で歌わないですね
今の自分があるのも(まだヒナですが)沢山の師が優しく、時には厳しく
指導してくださったお蔭だと心から感謝する今日この頃です。

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双子のたまご

長い夏も終わり、秋も深まる今日この頃ですが、なんとなく心細く
意味もなく寂しい気持ちになるのは何故でしょうか??
ひょっとして、それは私だけ?でしょうか。。
そんな日常の中で、ほのぼのとした事がありましたので報告を!普通に割ったたまごの中身が仲良く並んだ双子のたまごだったのです
昔はよく見かけましたが今はめったに無いですね
これがどうした?と思うでしょうが、私にはほんのり嬉しい 瞬間でした

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