京都 大徳寺塔頭 聚光院のお茶会に行って参りました

京都大徳寺の塔頭の聚光院さんのお茶会に行って参りました
聚光院は、千利休の菩提寺として有名ですね
今年は、暖冬なのでこの時期でも紅葉が綺麗でした
大徳寺 お茶会聚光院という院号は、三好長慶の法名「聚光院殿前匠作眠室進近大禅定門」からとったそうです
IMG_7876ここの庭には表千家、裏千家、武者小路千家代々の墓所となっています
名勝 方丈庭園は、長方形で170平米あり、蓬莱式枯山水式の庭で狩野永徳の下絵によって利休が作ったお庭だそうです!利休さんの手植えしたナツツバキがあるそうです
大徳寺 お茶会お茶席は、珍しい茶箱の席が二席と薄茶席、濃茶席、点心がなんとイタリア料理でした

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席主の先生は、それぞれの席をお弟子さんにすべて任せて、いらっしゃったお客様一人一人に笑顔で深くご挨拶をされたり、点心席で甲斐甲斐しくお給仕をされていたのがとても印象に残りました素晴らしい先生だと思いました

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ミニチュア友達

IMG_7706母に聞くところによると、小さい時からその傾向はあったらしいのですが
やたら小さいものが好きな私。
でも、ただ小さいものというわけではないんです
まず、レギュラーサイズがあるもののミニチュアに魅力を感じるようなのです
縦、横、高さ、厚みなどの比率がそのままであればあるほど価値が上がります(あくまでも個人の感想です
こんなに魅力的なものが世の中にあるのか?と思うほどなのですが。。。
意外と、この感覚をお持ちの方になかなか巡り会わないんですね
私がそのお宝(以下、ミニチュアをお宝と称します(笑))を見せて思いの丈を表現しても
拍子抜けするような冷えた相づち、又はふんふん、ヘーとは言っても聞いてない!
そんな空しさを度々経験した私は、いつの日からか心を貝の様に閉ざしてしまっておりました

ところが、そんな私にも転機が訪れたのです
そこは、京都。まさかの出会いなのです
ある日、京都在住他流(武者小路さん)のお茶の先生から、とあるお茶屋さんの番茶が美味しいと教えてもらい
そこにそれをを買いに行ったのです
普通にお金を払ってお店を出ようとした時、お店のショーウインドウのミニチュアの茶臼が目に飛び込んできました
私は、息が止まるほどの感動を覚えたのです
「こ、これ!どこで売ってるんですか?これ、どうしたんですか?」とお店のおばさんに質問攻めですね
すると。とても冷静に「おたくそんなんすきですのん?」と。
もちろん、私は「はい!」と答える。
そして周りをよくよく見てみるとなんとその店は一面に広がるミニチュアワールド!
「うわー」と声を出したか出さなかったか、ご想像にお任せいたしますが、かなりの興奮状態にあった事は確かです
すると、さらにその冷静なおばさんの口から「主人はこんなんばっかり集めてますねん、もうすぐ配達から帰って来ますんで待ってはりますか?」と。。動機は高まり、揺れる心。んー、どうしようでも今日は時間がない!
「又、来ます」と言って店を出る。後ろ髪をひかれる思いでした
その1ヶ月後やっとお会いできたのです!
その方は御年84歳!ミニチュア友達です
お宝の話はいつまでも続き、気がつくと3時間は余裕で経過する程。
なんて楽しいんだろう!そしてそのお宝に囲まれる空間のいごこちの良さったらこの上もなく。

そして、そんなお友達から戴いたこのお茶筅!可愛いでしょう?
京都に行くとそのお店に寄るのが何よりの楽しみになりました
そのお店に行くと様々な方が座ってお茶を飲んでいかれます。いろんな方ともお話ができて京都の裏事情なども
わかって来たり(笑)わかり合える人との出会いに感謝。
長々とご清聴ありがとうございました
とある出会いで 今迄、固く閉ざしていた貝の口が開いたそんな物語でした

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能の発表会

やっと。。
終わりました
11月7日 横浜能楽堂にて能の発表会が行われました
今回、先生との会話の行き違いで、出るつもりのない発表会にエントリーされていたのです
もちろん、そのつもりがなかった私はお稽古も休みがちでお茶会に備える日々でしたから
それはもう、青天の霹靂!
通常、発表会に出るならば、半年ほど前からそれに向けてお稽古をするのですが
今回は、たったのひと月!
もちろん、何度も先生に丁重にお断りを試みましたが
既に理事会の会計で計上されており、又さらに番組表も印刷に出してしまったとの事
IMG_7763しばらく眠れない日々が続きましたが 迷っている暇もなく。。覚悟を決めました
今迄も発表会は、身内を招待しない主義なので家族にも内緒で練習をすることに
「発表会に出る」なんて言いますと。前にこっそり見に来られた事があるのです
夜中に家族が寝静まった事を確認し、そーーっとお茶室へ
そこで、朝日が登る頃まで猛特訓の日々
IMG_7765私が舞わせていただいたのは「熊野」(ゆや)でした
「熊野」は、平宗盛のめかけである熊野という女性が故郷の老母が手紙で病である事を知り
暇をもらって見舞いに帰郷したいと願うが、宗盛は熊野への思いが強いため手元に置いているのです
さらに、気を紛らわそうと京の町に花見に連れ出すのですが
悲しむ熊野の気持ちを察して、帰郷を許すという内容です
発表会に出る時には演目に合わせて扇を作ってもらいます
今回は、金地桜亀甲秋草という扇を京都の本家十松屋福井さんにお願いしました
IMG_7784 毎回、発表会にでますと思うのですが
舞台に立つ仕事は、かなりの精神修行が必要ですね

日々、修行ですがまだまだぬるい修行をしている事に気づいたこの度でございました
そして、能は難しい。。けれどもとても私にとって魅力的なものであります

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リバーシブル茶会

10月25日 小金井市にある恵日山 長昌寺にて
表千家の眞壁先生とコラボ茶会『リバーシブル茶会」をいたしました
当日は「天高く馬肥ゆる秋」という言葉にふさわしく秋晴れで清々しい好日でした
IMG_7778床は「明歴々露堂々」清水公照筆
花は秋の草をふんだんに9種類使いました
花器は信楽焼 杉本貞光造
IMG_7779風炉は中置き用として作られた板風炉(焼杉)玄々斎好
水差しは落雁水指で虫明焼 黒井一楽造
IMG_7698社中の皆様、前日準備から当日一日お疲れ様でした
たくさんのお客様の笑顔を見られてとても幸せな一日でした
眞壁先生のお席もとても感慨深い素晴らしいお席でした
長昌寺さんのご住職様のご好意で今回のお茶会が無事にできましたことを
そしてこのご縁に感謝しながらこれからもこの大切な社中と精進を重ねていける事を
祈っております
遠くからもお越しいただいたすべてのお客様に心から感謝申し上げます!

いらっしゃった方で、ご感想などがありましたら
こちらのお問い合わせにご連絡ください

裏千家茶道教室 小金井市 空海庵まで

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弥勒茶会をいたします 10月25日(日)長昌寺にて 10時~15時

どなたでも気軽にいらっしゃれるお茶席です!
お着物でなくて大丈夫ですし、お茶の作法をご存じない方でも楽しめるようになっております

場所 東小金井駅北口より徒歩7分 長昌寺にて
2席 3000円です
お問い合わせは、直接お電話で080-4793-0763 もしくはメールkumiann@gmail.comまで

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