お花祭 (灌仏会)実施報告

予てから予告しておりました「お花祭」をいたしました

花御堂の中にたらいに入った誕生仏に杓で甘茶をかけてお祝いいたしました 
甘茶自体、珍しいので興味のある方には試飲して頂きました
感想は、「(・∀・)あまーーい」けど「あれ?変・・・」
飲んだ後からジワジワ来るあの甘味、舌にピリピリ来る刺激がなんとも変わったお茶です
甘茶はガクアジサイによく似た花で、その若い葉っぱを蒸して乾燥させたものです
それを、煎じるのです
アジサイでは、ダメなのかしら?と少し思いますが・・・
お砂糖の何倍も甘く感じるので、糖尿病患者の飲み物として使われるそうですよ


今回は、京都の西本願寺前、山本亀太郎商店にて買い求めました
余談ですが

「おしゃかになる」という言葉はダメにするとか失敗してものを壊したという意味をしめしますが
この灌仏会が行われる4月8日に関係すると言われています

江戸の鍛冶屋さんが仏像を作る際に火が強くて、失敗した事で
江戸っ子弁で 「火が強かった」を「しがつよっかった」で「四月八日」
(ちょっと無理がありますが。。)
となり、「お釈迦になる」となったそうですよ
お釈迦になっちゃいけないような言い方ですので、昔、私はこれを死んで天に召されるからだと誤認識しておりました((笑)

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善光寺出開帳両国回向院  

NHKの大河ドラマで話題の「八重の桜」の特別展が
両国にある江戸東京博物館でやっているとのことで
両国へ行って来ました。ドラマの主人公である新島八重さんは、晩年裏千家の先生として活躍した事は有名ですね
さすが、展示品には裏千家家元のお軸やお茶の道具もありました
両国駅を降りたとたん
回向院にて善光寺出開帳という看板を見つけたのです

ここで「出開帳」をご存知ない方にご説明したいのですが

江戸時代に、遠くてなかなか参ることができない寺院が普段見せない仏像などを出張してご開帳する事です
その中でも善光寺の出開帳は絶大な人気があったそうです

↑ 江戸時代の出開帳の図です
http://ekoin.or.jp/event201301/ より拝借いたしました
前回 善光寺にお参りした際に御朱印帳を忘れてしまった事が記憶に新しいこの日
まさか、今日は御朱印帳など持参するはずもなく・・・
数日後にまたもや御朱印をいただくチャンスを逃してしまいました


「牛に引かれて善光寺」
「後ろ髪引かれて善光寺」。。
御朱印帳のリベンジがこんなに間近にあったとは。。

油断をしてはいけませんよ!という事かもしれませんね

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善光寺参り 

牛にひかれて善光寺参り! 牛にひかれて参ってまいりました
ちなみに私の見た限り、牛に引かれて歩いている人はいませんでした

一度も参った事のなかった善光寺にまさに牛に引かれて といった具合に
人に勧められて行ってまいりました
とても、広い境内でびっくりしました
善光寺のご住職は代々公家出身者がなられているそうで
どうりで!境内いろいろなところに菊の御紋がありました

ちょうど、八重桜が満開 でした。今年は関東地方があっという間に桜が咲いてしまったので
改めてお花見が出来てちょっぴり得した気分です
お参りに来たのになんと朱印帳を忘れてしまい ショッキングーー!
でもね ひょっとして  又、参りなさい!と言われているのかもしれないのよー
と気を取り戻し 第一回善光寺参りを済ませました(笑)

よーし次回、お参りする際には牛のぬいぐるみを手に持って行ってみようかしら・・なんて
ウケ狙い兼ねて御朱印をもらいに行こうと思ったりして(リベンジにプラス思考導入)
どうにかして、御朱印のことをごまかして諦めようとしているけなげな私なのでした(フジテレビ「今日のわんこ」風)

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葵 

葵の葉っぱはよく見かけますが
先日、先生のお宅のお庭 でひっそりと咲くお花を見ました

5月15日は京都三大祭りの一つである葵祭りがありますね!三大祭りの中では一番古いお祭りです
葵祭りは、起源が567年とされ、京都御所を出発点とし下鴨神社から下賀茂神社へ向かう行事です
元々は、飢饉、疫病が流行った年に、それが賀茂の神様の祟りだと言われご祈祷の為に始められた様です

葵は徳川家の家紋にもなっており、水戸黄門の印籠に三ツ葉葵のご紋があり
それを見せると、皆が ははーーっとひれ伏すあのシーンも有名ですね
江戸時代、きゅうりを庶民が食べるのを禁止令が出た時期があるそうですが
それは、きゅうりを輪切りにしたときの模様が、徳川の三ツ葉葵に似ていたからだそうです

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ホシガメ 

友人が私に亀をくださるというので、とても楽しみにしています
インド、スリランカ、パキスタンに生息するリクガメの種類です
甲羅に放射線状の模様があるのが特徴です

1980年頃から密輸が多いため、輸入が禁止されているそうです
今、まだこの子は全長10センチ程だそうです!カワ(・∀・)イイ!!ですね!
日本では長寿の象徴といえますが
本当にそこまで長生きする事はないそうですね
亀に付着した藻が垂れ下がり、おじいさんのヒゲに見えたからではないか?
と勝手に思っていたりします
陰陽道の中にある四神(ししん)という四方向を守る神の中に
北=玄武(げんぶ)南 =朱雀(すざく)があります
玄武は亀、朱雀は鳳凰のような聖獣です
ひょっとすると、この陰陽道を日本的に変化させ、標語として
「亀は万年、鶴は千年」と言われたのではないかとも言われています

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