夕焼け

9月は今までにない強い台風が日本列島を襲いました
各地で豪雨、強風の被害が出てしまいました。
被害に遭われた方、お見舞い申し上げます

そんな中でも 自然の光景にホッとする瞬間もあります
台風一過の夕方に見えた夕焼けです

電線がないと もっとよくみえるのでしょうが。。

夕焼けは西の空が黄色からオレンジ、赤などに染まる現象のことですが
日没時の太陽の高度が低いために太陽光線の波長が長い赤色光の割合が多くなって見えるものだそうです
この空を見ると、小さい頃に家路に急いで帰らなければと焦った事を思い出します
急いで帰ると、家の外で祖母がエプロンを着て立っていた事も懐かしいです
祖母の顔はこの夕焼けに照らされていたからなのか、赤鬼のようになっていました

自然は容赦なく人の生活を脅かす事もありますが、その摂理には人間は勝てませんね
こうやって美しい自然を前にすると、恐ろしい程人間って小さいなぁと思えます
いつもの事ですが秋になると感慨深くなりますね~

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かわった和三盆を頂きました (ヌーベル和三盆)

親戚の子が上京して来た折にこんなお土産を持って来てくれました
中身は和三盆なのですが、スカルのケースなんです

とても、巧妙に作られている紙のケース。
中を開けてみると

和紙に一粒ずつ包まれている和三盆が。。
そして、それを開けてみると ・・・

可愛らしい小さな白黒のスカル和三盆!
ガイコツ2つ並べてガイコ2(ツー)・・・・ははは・・ごめんなさいm(__)m
今度、お稽古に使わせてもらうことにします
食べるのがもったいないですね!

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善通寺に行って参りました (香川県 善通寺市)

空海は、宝亀5年(774年)6月15日
四国の香川県讃岐平野の西端にある善通寺で誕生しました
善通寺は 和歌山県の高野山、京都の東寺とともに弘法大師三大霊跡の一つです

空海は地元の香川県で小さい頃から「空海」ではなく「お大師さん」という名前で呼ばれていました
よく祖母が何かあるとお大師さんの名前を呼んでいましたので
下手すると、近所のおじさんぐらいな 親しみを持っていた空海なのですが…(ホントの話です)
知れば知るほどびっくりするほど素晴らしい方だという事がわかってきました

地元に住んんでいる時には感心もなかった(空海に関する土地)善通寺にも
時々足を運ぶようになりました
お参りすると気持ちがとても落ち着きますし、何かをあやかりたいという気持ちになります(本音です)
という事で行って参りました!善通寺!

いたるところに空海の像がありました
善通寺は四国八十八箇所の第七十五番札所でもあります

立派な五重塔があります
高さは45.23メートルで木造の塔としては、日本で3番目に高い五重塔だそうです
四国八十八箇所にも、いつか徒歩でトライしようと思っています
普通に何事もなければ、40日で周れるそうですね
八十八箇所を巡礼する方の事をお遍路さんと呼びますが、みなさん白い装束を羽織っているのをご存知ですか?
あれは、巡礼の途中で何かあっても、そのままお大師さんのところに召される様にと「死装束」を来ているんですよ
その心意気がいいですよね!私も、命懸けの仕事をする場合には白い着物を着てしようかしら。。

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今週の和菓子 桔梗(ききょう)

今週は、阿佐ヶ谷のうさぎやさんのお菓子です
万葉集で秋の七草に入っている桔梗です

この花は、白と紫色の2種類がありますが今年の夏に
一輪の花びらに白と紫の色が混ざっている ものを見つけて庭に植えました
もうお花は済んでいますが来年も楽しみです!

やはり、うさぎやさんのお菓子は美味しいですね!舌触りがなめらかで甘味もまろやか
桔梗は、花弁が星の形をしていますよね?
実は、京都の清明神社(安倍晴明を祀る)の五芒星(ごぼうせい)の原型になったものなんです
←桔梗紋    ←五芒星(清明紋)

五芒星は、安倍晴明が陰陽五行の象徴として使った印で、魔除けの呪符として今でも使われています
陰陽五行ってなんだろう?と思っている方 機会があれば、一緒にお勉強しましょうね!

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浴衣でお稽古&お茶会 

生徒さんからの要望で「浴衣でお稽古&お茶会」を開催いたしました
いらっしゃった順にお稽古をして最後にお濃茶のお点前の練習も兼ねて
名水点をするという趣意です
この名水点のお水ですが、本来は汲む時刻が決まっています
陰と陽の切り替わった後、江戸時代の時刻で「虎の刻」です
日の出から約3時間前~1時間前の陽の水がよいとされております

今回、実際にその水を振る舞う事にしました
生徒さんと2人で朝4時 頃に深大寺まで湧水を汲みに行きました
眠い目をこすりながら。。でもみんなの喜ぶ顔を思い浮かべながら。。
まだ暗く、なんとなく怖い雰囲気でしたがなんとか
汲んで帰って来た時には、既に達成感にあふれていました(笑)

そして、当日みんな揃ったところで名水点をしました
当日の朝汲んできた事をお点前さん自らお話をすると質問が飛び交い
楽しい問答をしていました
最後に亭主が答えた茶杓のご銘 「一滴」
お客様からも歓声やため息が起こり この時とばかりは感無量
大成功に終わりました皆さん、とても喜んで頂きました
みんないい顔しているでしょ?

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